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梨ダイエットは疲労回復にも有効。
甘くて美味しい梨を使って元気にダイエット!
梨といえば残暑厳しい日本を救ってくれる救世主の1つです。
優しい甘みと歯ごたえが、多くのファンを虜にしている果物で、好きという方も多いかと思います。
梨が好きな方には、その梨の中でもどこのブランド梨が良いかなど色々な好みがあるかもしれません。
実はこの「梨」にも、ダイエット効果があることがわかっています。
今回は、そんな梨を使ったダイエットを見て行きたいと思います。
梨ダイエットとは
梨ダイエットとは、まさに言葉そのままの通りですが、梨を定期的に食べることによって、減量効果を狙うダイエット方法です。
実際にはいくつかのやり方があり、後述しますが難しい取り組み方ではありません。
梨と言えば、私たちには馴染みが深い食べ物であります。
シャキシャキとした歯ごたえが好きという方も多く、好き嫌いが激しいフルーツではないので、割と多くの方が取り入れやすいダイエット法とも言えそうです。
そんな梨ダイエットは、実は意外と多くの方が取り入れて実践していたりもします。
梨ダイエットの実践者や成功者
梨を食べることによってダイエットに成功した有名人の情報は、残念ながら確認できませんでした。
しかし、一定の成果はあるようで、口コミなどでも高評価が見られました。
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梨・りんごを食べてお腹を満たしていました。
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口コミではかなり高い効果を出している人の結果が紹介されています。
その理由は、梨の「旬」の時期にあります。
梨の旬は、7月後半から長くても11月までであり、それ以降の時期にスーパーで見かけることはほとんどありません。
冬場などの季節には梨をスーパーなどで見かける事はまずなく、言い換えれば、つまり梨を食べられる時期が限られているという事でもあります。
残暑残る時期に梨を食べてダイエットし、短期決戦で食事制限を行うことで早い結果につなげることは、もともと体重が重い人などは十分可能性があります。
しかし、急激な減量を無理に行うと、リバウンドの危険性もあります。
梨ダイエットを行う場合は、梨のオフシーズンも想定した計画を立てることが大切となってきます。
梨ダイエットのやり方、取り入れ方
そんな梨ダイエットですが、実際のやり方はさほど難しいものではありません。
過激にやらないように注意しながらであれば、多くの人が割と実践できると言えます。
主なやり方としては、2パターンありますが、それらについて見て行きましょう。
1食分を梨と置き換える方法
1日3食のうち、1食を梨だけで置き換える方法になります。
いずれの時間帯でも問題はありませんが、可能であれば朝食と置き換えるのが効果的でおすすめです。
これは、酵素の働きを身体に取り入れ、代謝の向上につなげることが理由です。
朝食を食べる習慣が無い方でも、梨であれば気軽に取り入れられます。
朝食と置き換える際の注意点として、昼・夕食では栄養バランスを考えた食事を摂り、身体の調子を落とさないようにするのが大切です。
毎食前に食べる
毎食、食事を食べる前に梨を食べる方法です。
1/2個、もしくは小さめの梨を1個食前に食べることにより、事前にお腹をふくらませてから食事に臨むというものです。
食前に梨を食べるという事で、物理的にお腹がいっぱいになっているので、その分無駄食いをするリスクが減ります。
梨を食べた分、主食となるご飯・パンを少なめに食べることで、より効果を高められます。
とはいえ、主食全てを抜いても良いわけではありません。
炭水化物も栄養としては必要ですから、極端な食べ方は控えましょう。
梨に含まれるダイエットに有効な栄養素
梨に含まれているダイエットに有効な栄養素には、どのようなものがあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介します。
アスパラギン酸
名前から分かった方も多いと思いますが、アスパラガスから見つかった栄養成分の1つになります。
アミノ酸の一種で、旨味の成分にもなっています。
アスパラギン酸は乳酸の分解・グリコーゲンの生成を促進する働きがあります。
身体を動かすエネルギーを作り、スタミナもアップさせてくれます。
細胞内に栄養をスムーズに運ぶ手助けもしてくれ、体調不良になるのを防いでくれます。
注目すべきは、体内で発生するアンモニアの解毒作用です。
アスパラギン酸には、尿の合成を促進する働きがあり、体内に溜まったアンモニアを体外へ排出させる効果が期待できます。
これは、運動系のダイエットと組み合わせる際には非常に有効な成分で、限られた栄養バランスの中でダイエットを成功させるのに役立ってくれます。
日頃のストレスによるダメージからも身を守ってくれるため、大切に摂取したい栄養素です。
フィシン
たんぱく質の分解酵素の1つです。
筋肉を維持してダイエットを成功させるためには、たんぱく質を摂取することが大切ですが、肉などの素材はどうしてもカロリーが気になり、食べる量を抑えがちになります。
また、どうしてもたんぱく源となる食材は消化に時間がかかり、消化不良を引き起こすリスクもあります。
消化不良が続くことによって、老廃物が身体に溜まってしまい、肌荒れ・ニキビの原因にもなり、便秘なども引き起こしてしまいます。
梨を食べる事によってフィシンを摂取すれば、たんぱく質の消化を助け、分解の効率が上がります。
身体の必要なところに栄養を届けやすくし、不要物をできるだけ多く排出するように調整してくれます。
食物繊維
梨には食物繊維が豊富に含まれており、その性質がダイエットを助けてくれます。
食物繊維は2段階の効果によって、ダイエットをサポートしてくれるのです。
食物繊維は胃の中で水分を吸収してふくれます。
このことにより、お腹を満たしてくれるので、不要なものを食べようという気持ちが抑えられます。
しかし、食物繊維は胃の中で消化されずに、腸内へと移動していきます。
水分を多く含んだ食物繊維は、腸のなかでかさを増したまま、便と一緒に体外へと排出されます。
お通じを良くしてくれますから、宿便によって体重が増加することもありません。
また、老廃物が身体に溜まらずに排出されますから、健康面でも大きなサポートが得られます。
このような効果が期待できるため、梨を食前に食べたり置き換えることで、ダイエット効果が見込めるのです。
梨ダイエットで得られる効果や続けるメリット
梨ダイエットを長期的に続けることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介していきます。
むくみの防止
梨には、1個を300gと仮定したとき、およそ420mgのカリウムが含まれています。
カリウムには、むくみを防止してくれる効果があります。
そもそも、人間の身体がむくむのはなぜなのでしょうか。
オフィスワークなどによって一定の体勢が続き、水が排出されずに溜まっていることが一因ではありますが、一番の原因は塩分と言われています。
漬物などの塩辛い食事に馴染みのある日本人は、その食性上どうしても塩分を身体に蓄えやすい傾向があります。
そのため、塩分によって蓄えられた余分な水分が排出されにくく、むくみやすい身体になってしまうのです。
これを防ぐためにカリウムは有効に働いてくれます。
細胞の浸透圧を調整し、体内の余分な水分・塩分を排出してくれ、さらには高血圧などの症状を改善させる効果も期待できます。
身体にとって有益な働きをしてくれるカリウムですが、腎臓に不具合を抱えている方にとっては逆効果に働く場合があります。
特に、高カリウム血症などの症状がある方は、過剰摂取には気を付けてください。
便秘の予防や解消
先ほどにも記載したとおり、食物繊維が豊富な梨は、便秘解消にも役立ってくれます。
しかし、それ以外にも便秘を防ぐための栄養素が梨には含まれているのですが、それが「ソルビトール」です。
ソルビトールと聞くと、ガムなどに含まれている人口甘味料としてのイメージが強いかもしれません。
細菌を抑える保存料として用いたり、化粧品においては肌の保湿性を高めるために使用されるケースもあります。
しかし、ソルビトールは天然素材として自然界に存在している栄養素なのです。
ソルビトールを含有しているガムなどのパッケージに書かれた注意書きなどを読むと、一度にたくさん摂取することでお腹が一時的にゆるくなるという内容が書かれているのを目にした方も多いはずです。
つまり、これは逆に言い換えればソルビトールにはお通じを良くする効果があるという事なのです。
具体的には、便を柔らかくしたり、水分を給水して腸が活発に動けるようにしてくれる働きがあります。
甘く食べやすいうえに、お通じにも効果があるとなれば、ダイエッターとしては食べない手はありません。
ローカロリーなのに美味しい
梨は、果物の中でもクセの無い食べ物です。
優しい甘みが食べやすいにもかかわらず、食べるとしっかりお腹にたまってくれます。
しかし、それだけ甘いのであれば、食べ過ぎるとかえって太るのではないかと、不安に思う方も多いかもしれませんし、実際のところ、梨のカロリーはどれくらいの値なのかが気になるところです。
実は、梨が持つカロリーは、100g当たり43kcalです。
1個当たりの重さはおよそ300g程度になるため、合計してもおよそ130kcalになります。
梨はほぼ水分によって構成されているため、その分カロリーも控えめな果物になります。
ダイエットではよく比較されるバナナなどと比べてみると、バナナは100gあたり86kcalになりますから、同量で比較してみたら分かるように実はカロリーがとても少ないのが分かります。
ローカロリーであることは、ダイエットの大きなメリットになります。
梨ダイエットの効果をより高めるには
梨がダイエットに有効であることは分かりましたが、それでは、梨のダイエット効果をより高めるには、どのような方法があるのでしょうか。
以下によし効果を高めるための詳細を紹介していきます。
有酸素運動・無酸素運動を取り入れる
梨には、疲労回復物質が豊富に含まれているのは、先に述べた通りです。
そのため、よりダイエット効果を高めるためには、運動を取り入れる必要があります。
一般的にダイエットを考える場合は、ウォーキング・自転車などの有酸素運動を行うことが有効とされていますが、梨を食べる場合は、筋肉の回復を早めてくれる効果が期待できるため、筋力トレーニングなどの無酸素運動も効果的です。
有酸素運動によって脂肪を燃焼させつつ、無酸素運動によって筋肉を育てます。
すると、カロリーの消費量が次第に増大していき、同じ有酸素運動量でも消費カロリーが増大する傾向があるのです。
通常であれば同時に行うことで疲労がたまりやすくなりますが、梨に含まれているアスパラギン酸の効果によって、筋肉の回復スピードが上がります。
そのため、普段よりも早く身体を回復させ、運動を継続できるのです。
梨を使ったフルーツ酢を作る
お酢もまた、ダイエットに効果的な調味料になります。
お酢に含まれる酢酸によって、脂肪燃焼効果が促進されます。
人気も高く、お酢だけを単独で使ったダイエット方法もあるほどです。
お酢ダイエット
お酢だけでも良いのですが、人によっては味が受け付けないという方がいます。
その場合、このお酢に梨を漬けることでフルーツ酢を作り、梨とお酢のダイエット効果を身体に取り入れる方法があります。
フルーツ酢自体は、他のフルーツでも作られており、非常に簡単に作れます。
以下に、簡単な作り方をご紹介していきます。
フルーツ酢(梨)の材料
梨 | 1個 |
---|---|
オリゴ糖 | 100g(無ければはちみつで代用可) |
お酢 | 250~300cc |
つくりかた
- 梨の皮をむく
- 食べやすい大きさにカットする
- オリゴ糖・お酢と一緒にして、ふたをして瓶に漬けておく
- 漬けたら1日1回程度、ふたをしたまま振って混ぜる(3週間を目安にして、冷蔵庫で保管すること)
- 途中で飲んでみて、自分好みの味に仕上がったら出来上がり
皮をむくのに少し手間取るかもしれませんが、それ以外は簡単に作れる工程のため、お酢が苦手でなければ挑戦してみる価値はあります。
お酢自体は、飲む量が1日15ml~30mlという上限がありますから、気を付けて飲むようにしてください。
梨ダイエットの注意点
梨ダイエットを行う際には、いくつか注意しておきたい点があります。
以下に詳細をご紹介していきます。
夜8時以降は食べるのを控える
梨ダイエットを行う際は、夕食代わりであっても、梨を夜8時以降に食べないようにしましょう。
梨には糖分が含まれており、あまりにも夜遅くに食べることで、血糖値を上げてしまうというデメリットがあります。
血糖値が上がることで、消費できなかった糖分が脂肪に変わり、結果的に脂肪を溜め込むリスクを増やしてしまいます。
生の梨を食べること
梨は美味しくてクセの無いフルーツですから、梨を使ったお菓子はたくさんあります。
しかし、ダイエットに使えるのはあくまでも「生」の梨になります。
お菓子の多くは熱を加えて作るため、糖分は過剰になり、酵素も死んでしまう場合がほとんどです。
味に飽きたからといって、梨を使ったお菓子を食べるのは避けましょう。
梨ダイエットのまとめ
梨ダイエットは、梨を食べることで減量するダイエット方法です。
味がおいしいため長続きさせやすいですが、基本的には夏が旬という事もあり、季節限定といった制限もあります。
季節が限られるとはいえ、良い結果を残したという口コミもありますから、実際に取り組む際には計画的に取り組んで、成功を収めましょう。
特にフルーツとしての梨が好きという方や、普段から食べていたという方は取り入れやすいですしぜひチャレンジしてみましょう。
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