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玉ねぎを食べて血液もサラサラに
しっかり食べてダイエット&基礎代謝を高めよう
カレーや牛丼など、日本で作られる多くの料理において必須となる野菜の1つが玉ねぎです。
生だと調理して涙が出てしまったり、苦みが合ったりと色々言われる玉ねぎですが、熱すれば美味しく食べられます。
カレーなどに入れる代表野菜でもあり、熱を通すことで甘みが生まれ、子供でも食べやすい野菜として知られています。
そんな日本人には馴染みの深い玉ねぎですが、なんとダイエットにも効果があるのです。
今回は、そんな玉ねぎを使った玉ねぎダイエットをご紹介していきます。
玉ねぎダイエットとは
玉ねぎダイエットとは、玉ねぎを日常の食生活に取り入れることによって、減量効果を狙うダイエット方法です。
ダイエットに使用する食材というと、高価だったり品薄だったりと、継続して入手することが困難なものが少なくありません。
その点、玉ねぎは一年を通じて手に入れることが可能なため、続けることが物理的・経済的に簡単なのが特徴です。
玉ねぎダイエットの主な口コミ
玉ねぎダイエットを実際に行った方の中には、短期間で効果が現れた方も少なくありません。
以下に、口コミの一部をご紹介していきます。
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玉ねぎの皮を煮出したものを飲み続けていました。
1週間飲んだだけで、1.5kg痩せて驚いています!
デトックス効果もあるようなので続けてみます!
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ダイエットに良い方法ということで、酢玉ねぎを食べていました。
続けているうちに、1年間で-15kgの減量に成功しました!
無理なく痩せられるのが気持ちいいですね。
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比較的安いお値段で手に入る玉ねぎですが、口コミを見る限り、効果は十分期待できそうです。
玉ねぎダイエットのやり方
そんな玉ねぎダイエットですが、以下に、主だった特徴とやり方についてご紹介していきます。
1食をたまねぎに置き換えるわけではない
玉ねぎダイエットと聞いて、玉ねぎを日常の食事と置き換えることを考えた方もいるかもしれません。
しかし、玉ねぎダイエットは、置き換えタイプのダイエット方法ではありません。
あくまでも毎日玉ねぎを食べれば良いだけなので、とても気軽に始められるダイエット方法と言えます。
1日の摂取量は50gを目安に
玉ねぎダイエットを行う場合は、1日の摂取量は50gを目安にしましょう。
玉ねぎを料理で普段使用する機会が多い方であれば、簡単にクリアできる量です。
大きさにもよりますが、比較的大きめの玉ねぎを1/4個以上食べれば十分です。
極端な量を食べなければ、仮にそれ以上の量を食べてしまったとしても支障はありません。
生で食べる場合は注意
生玉ねぎはサラダなどとして食べると美味ですが、食べ過ぎはかえって胃腸に負担をかけるリスクがあります。
これは、玉ねぎに含まれる「アリシン」という栄養分が一因です。
詳細は後述しますが、アリシン自体はダイエットに有効な成分です。
あくまでも食べ過ぎに注意しつつ、玉ねぎを料理の一部として取り入れることを意識しましょう。
玉ねぎに含まれるダイエットに有効な栄養素は?
玉ねぎには、ダイエットに有効な栄養素が含まれています。
以下に詳細をご紹介していきます。
数多くの恩恵を与えてくれるアリシン
強い香りが特徴的な成分で、玉ねぎのほかにはニンニク・大根・ワサビなどに含まれています。
調理過程で発生する、後天的に生まれる栄養素であり、もともと野菜に含まれている段階では「アリシン」という物質として存在しています。
このアリシンが、加熱されたり、刻んだり潰されたりして加工されると、分解されアリシンに変化するのです。
細かく刻むことで、より多くのアリシンを発生させます。
玉ねぎを刻んでいると涙が出てくるのは、このアリシンによるものです。
玉ねぎはよく肉料理に用いられることが多いですが、その理由はアリシンの特筆すべき効果にあります。
一例として豚肉を取り上げて説明すると、豚肉にはビタミンB1という、糖質の代謝に深く関わるビタミンが含まれています。
アリシンは、ビタミンB1と結合して、アリミチンという成分に変化します。
ビタミンB1の成分と同様の役割を果たす栄養素と考えて良いでしょう。
本来ビタミンB1は水溶性ビタミンのため、体内で使用されなければ尿と一緒に排出されてしまいます。
しかし、アリミチンは血液中に長くとどまる性質がプラスされているため、より長い時間ビタミンB1の効果を受けられるのです。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えて全身に送る働きをサポートしています。
エネルギーが行き届くことで、疲労回復効果も期待できます。
糖質がきちんと代謝されない状況が続くと、やがて脂肪に変化して身体に留まってしまいます。
その結果、太りやすい身体になってしまうのです。
また、頭や身体にエネルギーが行き渡らなくなり、イライラや気分の落ち込み、疲れやすさにもつながります。
ダイエット中の限られた栄養素を効率良く摂取するのに、アリシンは大いに役立ってくれるのです。
便秘を解消してくれる食物繊維やオリゴ糖
玉ねぎを食べると、甘みを感じることがあります。
これは、玉ねぎ自体にもともと甘みを感じる成分が含まれているためです。
その糖分の1つにオリゴ糖があります。
オリゴ糖は腸内では吸収されず、腸内の善玉菌のエサとなって、腸内環境を改善してくれます。
身体本来の力を取り戻すために働いてくれるため、無理なく便秘改善を進められます。
また、玉ねぎには食物繊維も多く含まれており、身体では消化されずに、腸内の老廃物や有害物質をからめ取って排出してくれます。
水分を吸収することで便のかさを増やし、腸の動きを活発にしてくれます。
脂肪の蓄積を抑えてくれるケルセチン
玉ねぎに含まれているケルセチンには、酸化ストレスを防ぐ働きが期待できます。
人間は呼吸することで、体内に酸素を取り入れており、その中で体内の免疫力として働く「活性酸素」が生まれます。
適度な量を体内で保てれば問題無いのですが、年齢や生活習慣の問題などから、体内で過剰に発生すると、細胞を攻撃するようになります。
その結果、老化現象や脂肪の代謝を妨害するなどの悪影響を及ぼします。
ケルセチンは、活性酸素を除去する働きがあります。
脂質と結びついて体外へと排出してくれる効果もあり、コレステロール値の上昇を防ぎます。
また、身体に酸素を運ぶ赤血球の柔軟性を保ち、血管を傷つけにくくしてくれます。
血流が改善されることで代謝向上につながり、運動効果も高まります。
玉ねぎダイエットを続けるメリットは?
玉ねぎダイエットを続けることで、身体にはどのようなメリットが期待できるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介していきます。
脳梗塞の予防
玉ねぎを食べ続けることで、血流がスムーズになるメリットがあります。
血液がコレステロールなどで固まりやすくなるのを防ぎ、血栓が生まれるのを防ぎます。
血行が良くなることで、動脈硬化の防止にもつながります。
血糖値を下げる
玉ねぎを習慣的に食べることで、血糖値が下がる効果も期待できます。
これは、玉ねぎに含まれる硫化プロピルという物質によるものです。
生のまま食べることで摂取できる成分の1つです。
血糖値を下げることは、血糖値自体が気になる方はもちろん、ダイエットにもメリットがあります。
血糖値をエネルギーに変換する際は、インスリンというホルモンがその役割を果たしています。
しかし、あまりに急激に上昇してしまうと、使いきれなかった糖分が全て中性脂肪として蓄えられてしまいます。
これを防ぐのに、硫化プロピルが役立ってくれます。
むくみ改善・デトックス効果
玉ねぎにはカリウムが含まれており、体内の過剰な水分を外に出してくれます。
また、先ほどご紹介したケルセチンには、体内の有害物質を排出するデトックス効果があり、毒素が身体に溜まるのを防ぎます。
玉ねぎをどうやって毎日食べる?おすすめの料理とレシピ
玉ねぎがダイエットのみならず、健康増進にも効果がある食べ物であることは分かりました。
しかし、具体的にどのような形で毎日食べるのかが問題です。
肉料理と相性が良いとは言え、毎日食べればカロリーの面でダイエットには不向きです。
そこで、無理なく美味しく食べられる調理法を、以下にご紹介していきます。
酢玉ねぎ
お酢自体もダイエット効果がある食べ物です。
玉ねぎと併せることで、内臓脂肪を減らす相乗効果が期待できます。
作り方はとても簡単です。
玉ねぎをみじん切りにしたら、密封できる保存瓶にお酢と一緒に入れます。
このとき、お酢の量は玉ねぎに少しかぶる程度で問題ありません。
苦みを抑えるために水にさらして作る方も少なくありませんが、栄養素を水に溶かしてしまうため、空気に20分前後さらした後はそのまま漬け込みます。
お酢と玉ねぎだけでは味気無いという方は、甘みとしてはちみつなどを加えるのも良いでしょう。
はちみつダイエット
食べ方はそのままご飯のお供にしても良し、サラダに加えても美味です。
料理によっては、炒め物にも加えられます。
お酢ダイエット
納豆&玉ねぎ
納豆を食べる際に、玉ねぎを一緒に食べる方法です。
あらかじめ玉ねぎをスライス、もしくはみじん切りにしておき、納豆と混ぜて食べます。
納豆自体にも血流を良くする成分が含まれており、たんぱく質を同時に摂取できるメリットがあります。
また、ビタミンB群を一緒に摂取できるため、エネルギーを効率良く使用できるようになります。
疲れた身体を癒したい方にもオススメです。
ご飯と一緒に食べるのも美味しいですが、食前に食べることで空腹を満たし、満腹中枢を刺激することも可能です。
納豆ダイエット
さば缶&玉ねぎ
さばの缶詰と一緒に玉ねぎを食べるのも、美味しいのでオススメです。
手軽に調理でき、軽く炒めるだけで味を馴染ませることができます。
DHA・EPAといった魚特有の栄養素と併せて摂取することで、血流改善だけでなく脳にも好影響が期待できます。
さばもビタミンB群のバランスに優れた食材のため、肉を食べたときのカロリーが気になる日には、アレンジの1つとして気に留めておくと安心です。
味付けされているさば缶を使用するよりは、水煮缶を調理した方が、自分の好きなアレンジでまとめられるのでオススメです。
玉ねぎダイエットの注意点
玉ねぎダイエットを行う際には、健康面に留意して注意すべき点がいくつかあります。
以下に詳細をご紹介します。
食べ過ぎは弊害を及ぼす
玉ねぎは、様々な調理に応用できることから、その気になれば1~2玉は軽く食べられます。
しかし、ダイエットに効果があるからといって、食べれば食べるほど効果があるわけではもちろんありません。
間違っても、1日3食全てに玉ねぎを使用したり、炭水化物と置き換えるような無理なダイエットは控えましょう。
そもそも、玉ねぎの有効成分であるアリシン自体は辛味成分のため、刺激のある成分であることを忘れてはいけません。
臭いも強いため、大量に食べることで体臭・口臭を誘発します。
また、生で食べ過ぎることによって、胸やけを起こす原因にもなります。
1日50gを目安にすることを、忘れないように心がけましょう。
水にさらすのはダイエットには向かない
生で玉ねぎを食べる際には、水にさらして辛味を取る方法が広く知られています。
美味しく食べるには必要な技術ですが、ダイエットに関してはデメリットになります。
玉ねぎに含まれる栄養素の多くは、水に溶けやすい性質を持っています。
そのため、水にさらすことで栄養価がダウンしてしまうのです。
ダイエット目的で食べる場合は、極力水に栄養を奪われない調理法を選びましょう。
鮮度を気にする必要がある玉ねぎもある
普段スーパーで目にする玉ねぎは、周りの皮が乾燥しているものが多いと思います。
こちらは1~2ヶ月程度なら常温で保管できますから、とうが立たないうちに食べれば大丈夫です。
しかし、新玉ねぎの場合は要注意です。
新鮮なまま生で食べられることから人気が高いですが足は早いため、冷蔵庫で保管しつつ、できる限り早く食べましょう。
玉ねぎダイエットのまとめ
玉ねぎダイエットは、毎日玉ねぎを食べることで減量するダイエット方法です。
アレンジ方法も豊富で、長期的に食べるには適している食材です。
玉ねぎは主役にはならない事が多いですが、嫌われる事も少ない野菜の1つでもあり多くの人が実践しやすいダイエットになります。
栄養価も高く、血流改善からダイエットにつなげる効果が期待できます。
自分に合った調理法を見つけ、ダイエットに挑戦してみましょう。
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