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お隣の国の韓国発のダイエットでもある
黒豆ダイエットでストレスフリーに健康的に痩せよう
おせちなどでも食べ日本人に馴染みのある食べ物でもある「黒豆」
実は、そんな黒豆を使って、お隣の国、韓国で人気を集めたのが、黒豆ダイエットです。
成功者の男性が無料動画サイトで簡単にできるやり方を紹介したところ、あっという間に大人気となり、さらには本が出版されるほどの人気を集めたほどです。
今回は、そんな黒豆ダイエットの詳細をお伝えしたいと思います。
実は、日本の芸能人も実践していたりしています。
黒豆ダイエットとは?そのやり方
黒豆ダイエットとは、1日につき定量の黒豆を毎日摂取することで、ダイエット効果を狙う方法です。
黒豆と言えば、日本では正月のおせちに付き物で定番の食になりますが、もちろん日常的に食べても全く支障ありません。
むしろ、良質のたんぱく質を含み、栄養バランスにも優れている食べ物です。
ダイエットの面のみならず、健康維持も面から見てもおすすめの食材と言えるのです。
黒豆ダイエットを実践した成功者と提唱者
黒豆ダイエットに成功された方は、韓国にお住まいのチョン・ジュヨンさんという方です。
もとはこの方、ジャンクフードと肉が大好きというダイエットからはほど遠い食生活をしており、幼いころから肥満体型でした。
好きな女の子に告白すると、ブタが告白をしたと言われてしまうほどで、なんと当時は体重が105kgという驚きの体重であり、ニキビや脂漏性皮膚炎もできてしまい、治療費もかさむ一方だったそうです。
その甲斐あって、様々なダイエット方法にチャレンジをして試しはするものの、結果としては失敗するという毎日で、節約のため自己流の治療法を探していたら、黒豆と出会ったそうです。
結果、黒豆を中心とした食生活に変えたことによって、4カ月で何と51kgの減量に成功しています。
また、体重の減少だけではなく、お肌のトラブルも同時に解消していったという事で、非常に人気を集めたのも頷けます。
ただし、彼が実際に行った方法というのは、かなりストイックな面があります。
そのため、多くの人に推奨できる方法ではありません。
もちろん、同じ事を真剣にやればまず間違いなく痩せるであろう内容ではありますが、身体への負荷や色々な事を考えてあまりおすすめはできません。(おすすめのやり方は後述します)
一例を挙げると次のようになります。
- ダイエット初日は3食、煮た黒豆と豆腐だけを食べる。
- 2日目からは、朝食のみ黒豆と豆腐を食べる。
- 朝食は20分かけてゆっくり味わう。
- 夜の12時までに睡眠をとる。
- 週に3回、30分歩く。ウインドウショッピング程度でよい。
- 生野菜、雑穀米、豆もやしを併せて食べる。
これほどの大きな成果を出されたのですから、やはりそれなりの制限があります。
黒豆ダイエットで成功した正しいやり方(但し超ハード)
まずは、本家のダイエット方法をしっかりと学び、どこまでなら自分でできるかを見極める材料にしてください。
黒豆ダイエットのやり方についてもう少し踏み込んでいきましょう。
ダイエット初日は3食、煮た黒豆と豆腐だけを食べる。
初日は比較的ハードルが高い方法になりますが、時間に余裕があればできそうです。
もし行うのであれば、お休みの日に実践すると良いでしょう。
可能であれば、調味料や砂糖を使用するのは避けた方が良いです。
2日目以降は、朝食のみ黒豆と豆腐を食べ朝食は20分かけてゆっくりと味わう。
初日同様に、煮た黒豆と豆腐を食べます。
どちらを多く食べても問題ありませんので、満腹感を覚えるまで、よく噛んで食べましょう。
豆製品の中でも豆腐はとても消化が良く、体内での栄養素の吸収も早いです。
水分も多く含まれているため、朝方はどうしても不足しがちな水分を補給してくれます。
黒豆も同様に消化に良い栄養成分がたくさん含まれています。
朝食は時間をかけてゆっくりと味わいましょう。
よく咀嚼して噛むことにより、満腹感を高めることができます。
とはいえ、早食いの習慣が身についている方は、最初は難しいかもしれませんので、意識しながらやるようにしましょう。
夜の12時までに睡眠をとる。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、睡眠には成長ホルモンのゴールデンタイムというものがあります。
午後10時~午前2時の間は、体内の修復などに必要な成長ホルモンが最も分泌される時間帯と言われており、このタイミングで睡眠を取ることで、健康な頭脳と身体作りが可能になるというものです。
但し、この説には最近では否定的な考えも出ています。
今回は忠実に黒豆ダイエットの方法という事でこの是非を問うモノではありませんので割愛しますが、仕事の都合上難しい方を除いては、それでもその日のうちに眠る方が身体には良いかと思います。
サーカディアン・リズム(体内時計)というものが生物全てに存在しており、光や温度といった外部の情報を認識して、生活リズムを整えています。
日光もその1つになります。
あまりに遅く寝てしまうと、そもそもの美容の大敵でもある睡眠不足を生み出してしまう事に繋がります。
例えば、夜2時に寝て日の出が朝6時であれば、約4時間の睡眠で朝を迎えることになりますが、夜12時であれば6時間となります。
睡眠時間の量はもちろん、睡眠が本格化する前に光によって良質の睡眠を妨げられるリスクが減少します。
その日の眠気はその日のうちに解消した方が肌にも健康にもおすすめです。
週に3回、30分ウインドウショッピング程度でよいので歩く
黒豆ダイエットでは、ある程度の運動も必要になります。
とはいえ、それほど負荷の高い運動ではなく、ウォーキング程度で問題ありません。
週に3回、30分歩く機会を作るだけですから、通勤時に電車の乗り換えなどでそれくらいの時間を消耗する方は、十分歩いていると言えます。
もし自宅で過ごす時間が多いようであれば、外に出る時間を作りましょう。
単調な風景に飽きるのであれば、お金を持たずにショッピング街で時間をつぶしながら、ゆるゆる歩くのも良いかもしれませんね。
生野菜、雑穀米、豆もやしを併用すると効果的。
食事を摂取する際に、生野菜や雑穀米、豆もやしといった食物繊維を多く含む食材を摂取するとより効果的です。
これは、朝食時に併せて食べると効果的です。
食物繊維は便のかさを増やしたり、腸を活発に動かす働きをします。
お通じが良くなることで新陳代謝が活発化しますので、ダイエット中は積極的に取り入れたい栄養素です。
とはいえ、あくまでもメインは黒豆と豆腐であることを忘ないようにしましょう。
黒豆と豆腐だけで満腹感を感じられるようであれば、無理せずお昼や夕食に回しましょう。
とはいえ、これほどまでのストイックな方法を実践するのは並大抵の難易度ではありません。
また、かなり気をつけて注意しないと体調面にも影響が出かねないいわば“極端”なやり方とも言えます。
ですから、本来のダイエットという意味においては、あまりおすすめできる方法ではありません。
では黒豆ダイエットは駄目なのかというと、そういう事ではありません。
しっかりと、上記のやり方をアレンジしたおすすめの方法というのが徐々に出てきています。
もっと簡単にできる黒豆ダイエットの方法は無いのか
チョンさんが成功された方法は、非常にストイックでやる気や意識が低いとすぐに挫折してしまいます。
また、それだけでなく、そもそも論として仕事が少し忙しいタイプのライフスタイルの場合、実行すること自体が難しいとなってしまいかねません。
もっと言えば、黒豆と豆腐だけを朝食にする習慣を毎日続けるというのは、栄養バランスの面から万人におすすめできるものではありません。
もっと簡単で万人がやりやすい方法というのが無いかというと、実は安田大サーカスのHIROさんも、黒豆ダイエットで結果を出されています。
むしろこちらの方が、よりやりやすい方法と言えます。
HIRO式黒豆ダイエットのやり方
そもそもHIROさんは、ダイエット開始時の体重が150kgを超えていて、当時では健康にも影響が出てきてしまい余命3年とまで言われていた状況でした。
なかなかパンチの効いた宣告ですね。
これではいけないと思い、ダイエットを開始し、いきついた方法が黒豆ダイエットでした。
HIROさんの場合は、1日1回70gの黒豆を食べ、適度に運動を行いました。
黒豆は前日1日水に浸けてふやかし、それを次の日に15分ほど蒸したものを食べます。
調理についても自由で、HIROさんのダイエット中は黒豆を使ったお好み焼きなど、色々な料理を食べていました。
その結果、体重を1カ月で20kg以上落とすことに成功したのです。
この1回についてはどのタイミングで食べても問題ありませんから、そのノルマさえ達成すればあとは好きな食事を食べてOKです。
これはかなり太っている人でもできるようにアレンジされた方法なので、ぜひ一度試してみてください。
黒豆に含まれているダイエットに有効な成分
黒豆がダイエットに向いているというのには理由がきちんとあり、それはダイエットに有効な栄養分がたくさん含まれているからです。
なんといっても一番の栄養素はたんぱく質です。
栄養素のおよそ35%が良質の植物性たんぱく質で、ダイエット中に不足しがちな筋肉や内臓への栄養を補ってくれる優れものです。
炭水化物も含まれていますから、エネルギー源としても有効です。
また、リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含み、油脂の中にはコレステロールが血管にへばりつくのを防ぐ作用をする成分であるレシチンやリパーゼが存在しています。
摂取することにより、動脈硬化や高血圧の予防になります。
ビタミンB1、B2の含有量も多く、肉類に匹敵する量を誇ります。
ビタミンB群は人間の代謝を助ける働きをしますので、ダイエット中は特に積極的に摂取したい栄養素です。
主に糖質の代謝に効果を発揮しますが、糖質がきちんと体内で代謝されないと脂肪として蓄えられてしまいます。
この点はダイエットにおいて重要で、自分がしっかりと取り組んだ分結果を出してもらうには、ビタミンB群の力に頼ることが大切です。
体内の水分量を調節して、血圧を一定にする効果があるカリウムも豊富に含まれています。
こちらはむくみ対策にも有効です。
いわゆる水太りの傾向がある方は、この点も意識して摂取するとよいでしょう。
塩分の取り過ぎによって増加した、体内の水分量を適性な水準に戻す働きがあります。
食事制限を行うと、女性の方であれば鉄分の不足が心配されますが、その点においても黒豆は優秀で、100gあたりの鉄分の含有量は9.4mgと、きわめて高いスコアを誇る食材なのです。
月経前には鉄分が10.5gを必要とすると言われていますから、積極的に摂取したい栄養素の1つでもあります。
ダイエット中はただでさえ鉄分の摂取が間に合わない場合がありますから、黒豆は本当にダイエッターのニーズを満たす優れた食べ物なのです。
黒豆ダイエットで使用する黒豆の種類について
黒豆にも色々な種類がありますが、基本的にはどのような種類を選んだとしてもダイエットへの影響はあまりありません。
というのも、黒豆は大豆の仲間にあたり、もともと人間が食すにあたり特段問題がある豆の種類ではないからです。
とはいえ、それでもダイエットとして食べるなら、なるべく効果の高い品種や種類を選びたくなるのが人情です。
実は、ある品種の黒豆には、他の黒豆よりも大豆イソフラボンやポリフェノールが多く含有されている品ものがあります。
それが「黒千石」です。
2008年に北海道大学遺伝子病制御研究所によってこの事実が明らかになりました。
他にも、免疫力を左右するリンパ球を刺激して、感染抵抗力やがんへの免疫を高め、アレルギー症状を抑えるインターフェロンガンマの生成を促す物質が発見されています。
ただし、お値段も1kg:1,620円程度という非常に高級食材になります。
財布に余裕があり、本格的に取り組みたいと考える場合は、黒豆の品種にこだわるというのも1つの手です。
黒豆の調理方法はどうすれば良いのか
黒豆の種類は問題ないという事が分かると、次に気になるのが調理です。
それこそ黒豆は色々な調理方法がありますが、実はこの調理についてもそこまで気にしなくて大丈夫です。
とはいえ、同じ食べ方ばかりではすぐ飽きがきてしまい途中で辞めてしまう原因になりかねません。
ここでは、黒豆を日常的に食べるための方法を具体的にご紹介していきます。
炒める
布巾などでさっと拭いた黒豆を、フライパンで黒豆がぱちぱちと跳ねるまで炒ります。
こうすることで黒豆の青臭さが取れ、香ばしさが増します。
中火でゆっくりと炒ることを心がけましょう。
蒸す
こちらは、冷蔵庫などで保存する際に大量に作る場合の分量です。
- 黒豆1kgをひと晩の間、倍量以上の水に浸けておきます。
- 黒豆がふやけたら、蒸し器で15~20分程蒸します。
- 豆の状態によっては蒸し時間に差が出ますから、一粒試食して固さを確かめます。
- その後、火を止めて数分蒸らします。
保存を考えている場合は密封容器を使いましょう。
1つにまとめるよりも、1食分ごとに分けておく方が食べる時の手間も楽チンで食べやすくなりオススメです。
飲料化する
食べ続けるうちに次第に飽きがきてしまうと、いつもとは違ったちょっと変わった食べ方を考えたくなる時が来たりします。
そんな時は、ミキサーを使った「黒豆ミルク」がおすすめです。
以下に、簡単な調理法をお教えします。
- 蒸した黒豆300g
- 低脂肪乳1カップ(200cc程度)
- 水1カップ(200cc程度)
上記の材料を加えて、ミキサーにかけるだけです。
これで黒豆ミルクの出来上がりです。
とても簡単に仕上がる上、味は豆腐よりもすっきりしていて飲みやすいので食べる事に飽きたりした時の味の変化などにおすすめです。
黒豆ダイエットのまとめ
黒豆ダイエットは実践者が凄まじい程の成果を挙げたダイエット方法です。
-54kgの減量に成功した方法ですから、ぜひその効果にあやかりたいです。
しかし、それでもやはりハードなところはハードです。
やり方は非常にシンプルではあるものの、かなりストイックなところもあり、一般人向けとは言えないかもしれません。
その場合は、HIROさん流の黒豆ダイエットでアレンジしていきましょう。
朝食をヘルシーに摂取することで、一日の生活リズム向上にもつながります。
それら以外にもそもそも黒豆を食べる事自体、健康には優れものです。
昔からよく祖母に豆を食べると体に良いとも言われてきたのを噛みしめながら食べていきたいと思います。
特に黒豆が好きという方には最高のダイエット法と言えますので自分の食生活などと相談しながら取り入れてみてはどうでしょうか。
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