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実は、バナナとお酢の相性は抜群
バナナ酢ダイエットで美味しく減量しよう
突然ですが「バナナ酢」をご存知でしょうか。
その昔、有名な司会者や占い師の方々がテレビで痩せたと話題になった、ダイエット食品の1つです。
お酢自体は誰もが知るものですが、実はお酢にも色々な種類があるのです。
バナナ・お酢それぞれに、ダイエットに効く有効成分が含まれているのですが、この2つの良いところを組み合わせた食べ物がバナナ酢です。
今回は、そんなバナナ酢を使ったダイエットを紹介してみたいと思います。
バナナ酢ダイエットとは
バナナ酢ダイエットとは、バナナを酢に漬け込んで作る「バナナ酢」を利用したダイエット方法です。
お酢単体だとその味わいから摂取をためらう方もいるかと思いますが、バナナ自体が食べやすいフルーツの1つであるため、違和感無く受け入れやすい味となっています。
バナナ自体、ダイエット方法としても有名な「バナナダイエット」として取り上げられるくらいに、ダイエットに向いた食材でもあります。
バナナダイエット
しかしながら、バナナ酢は商品化されているものが少ないというデメリットがあります。
そのためほとんどの場合、自作する必要があります。
しかしながら、作り方は後述しますが、作ること自体は難しいものではありません。
自作したバナナ酢を1日30mlを目安に飲む方法が基本的なバナナ酢ダイエットのやり方となります。
この時、バナナ酢をそのまま飲んでも良いのですが、水・炭酸水などで割った方が、より飲みやすくなります。
炭酸水を使うと飲みやすいうえに、お腹に炭酸がたまって満腹感を感じやすくなります。
もし割る場合は【バナナ酢1:水10】の割合で飲むと、格段に飲みやすくなります。
バナナ酢の作り方レシピ
バナナ酢は、どのような方法で作ることができるのでしょうか。
以下に、基本的な作り方をご紹介していきます。
材料
バナナ | 1本 |
---|---|
黒砂糖 | 100g |
醸造酢 | 200cc |
※醸造酢については、特に種類はありません。
つくりかた
- バナナを2cm幅で輪切りにする
- 耐熱容器や割れにくいビンに、材料を入れる
- ふたをせず、電子レンジで1分ほど加熱する(500w)
- 電子レンジから取り出したら、ふたを閉めて常温で12時間放置する
- 味が馴染んだらできあがり
バナナ酢はお酢なので保存期間は比較的長いですが、それでも3週間程度を目安に使い切るようにしましょう。
また、中にあるバナナは1週間ほどしたら取り出しましょう。
基本的な作り方は上記のような方法になります。
バナナ酢に使う「酢」の種類や違いと特徴
今回ご紹介しているのはバナナ酢ダイエットになります。
バナナと酢をつけ込むことで作りますが、世の中にはお酢の種類が豊富にあり、もちろんそれらの「酢」によって摂取できる栄養素に違いがあります。
お酢自体には脂肪燃焼効果がある酢酸が含まれているため、種類を問わず減量効果が期待できます。
とはいえ、利用するお酢の特色について詳しく知りたいという方も多いでしょうし、それに合わせてバナナと合わせる酢を変えたいと思うかもしれません。
そこで、以下に醸造酢の主要な種類について、特徴と併せてご紹介していきます。
穀物酢
一般的な食卓で、使われる頻度が一番多いと思われる種類のお酢です。
シェアは9割とも言われており、スーパー・コンビニ・デパートとお店を問わず置いてあります。
米や小麦、コーンといった穀物が、原材料として使われています。
価格帯は安く、サイズも幅広く揃えられており、匂いをかぐと鼻に直接強い刺激がくるのが特徴です。
栄養素としては酢酸の割合が比較的多いですが、たんぱく質を構成する材料となるアミノ酸も含まれています。
米酢
米が持つ味わいが豊かに含まれているお酢になります。
甘み・旨味が穀物酢に比べて強く、原材料は米のみになります。
米からできただけあって、お寿司を作る際に用いられることが多いようです。
穀物酢に比べると若干ミネラル分が多く含まれていますが、基本的には穀物酢と栄養面での違いはそれほど多くありません。
味の特徴としては、酸味が少なくまろやかな口当たりです。
黒酢
主に玄米が原材料となり、半年~3年ほど寝かせて発酵・熟成させたお酢です。
しょうゆに似た色をしており、風味や味わいは米酢よりも上品で重厚です。
最近では、大麦を原材料に用いた黒酢もあり、すっきりした味わいに仕上がっています。
熟成期間を長くとっているという特徴から、アミノ酸の含有量が豊富で、その他の栄養価も高いです。
その分値段は張りますが、予算が許すのであればバナナ酢にも黒酢を使うのがオススメです。
リンゴ酢
リンゴ果汁を原材料としたお酢で、フルーティーでさっぱりとした味が特徴です。
リンゴが原料ということもあり、リンゴ酸などの果実に由来する栄養素が含まれています。
バナナと同じフルーツであるため、お酢が苦手な方には一番受け入れやすい味に仕上がるかもしれません。
ミネラル分も含まれており、ビタミンCの吸収率を高める効果も期待できます。
ダイエット効果だけでなく、美容面でもサポートを期待する場合には、リンゴ酢を用いるのもオススメです。
バナナ酢に含まれるダイエットに有効な栄養素
バナナ酢に含まれている、ダイエットに効果がある成分には、どのようなものがあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介します。
食物繊維
バナナ酢を身体に取り入れることで、バナナが持つ食物繊維を摂取できます。
食物繊維には便の排出を促す効果がありますから、便秘の解消につながり、その分新陳代謝が向上します。
オリゴ糖もバナナには含まれていますから、腸内の善玉菌のエサになってくれます。
善玉菌が腸内に増えることで腸内環境が改善し、栄養を効率良く吸収できるようになるのと同時に、悪い成分を排出しやすくなります。
ビタミンB6
ビタミンB6は代謝に関わるビタミンで、肉類などに含まれるたんぱく質をエネルギーに変える働きをしています。
体内におけるアミノ酸の合成や、神経伝達物質の合成を助けてくれます。
ダイエット中は食事制限を行う場合が多いですが、その際も基礎代謝を減らさないために、筋肉を落とさない工夫が必要です。
食べる量を減らしたとしても、たんぱく質を摂らない生活をするのは、かえってダイエットには逆効果です。
そこで大事になってくるのが、高カロリーになりやすい肉・魚類の栄養素を、いかに少量で効率良く摂取するかです。
単純に摂取量を増やすだけでなく、体内できちんと代謝されるかどうかも計算すると、やはり栄養素の力に頼る必要があります。
肉や魚を食べつつ、栄養を脂肪として蓄えないために、ビタミンB6を摂取することは大切です。
カリウム
ミネラルの一種で、体内の余分な水分を排出してくれる働きがあります。
むくみが原因のいわゆる「水太り」をしている自覚がある方には、大いに役に立ってくれます。
体内では、水分を溜め込む塩とは真反対の働きをします。
筋金入りのダイエッターであれば、「ナトリウム・カリウムポンプ」という言葉をご存知の方もいるかもしれません。
人間の細胞にはある特徴があります。
それは、細胞内に入ってきたナトリウムを汲みだしたあと、カリウムを取り込むことでバランスを保つ機能があるということです。
つまり、ナトリウムが体内の水分を増やしたら、カリウムを摂ればその水分を排出してくれる役割を果たすのです。
この効果の副産物として、血圧を調整する効果もあります。
神経伝達や筋肉の収縮作用にも関わりがあるため、人間が運動する際には重要な役割を果たします。
酢酸
醸造酢には必ず含まれている、お酢の主成分です。
ダイエット効果があるとされているのは、その脂肪燃焼効果です。
体内には脂肪酸という物質がありますが、一言で言うと、私たちが普段「脂肪」と呼んでいるもの、そのものです。
ダイエッターの永遠の宿敵と言っても過言では無いでしょう。
この脂肪酸ですが、邪魔者の一面だけというわけではなく、本来は身体を動かすために重要な栄養素の1つでもあるのです。
ただし、脂肪酸そのものが身体を動かすエネルギーになるわけではありません。
肝臓によって、エネルギー物質に分解される必要があるのです。
肝臓は、脂肪酸をケトン体と酢酸に分解する働きがあります。
これは、人間の身体が空腹時に起こりやすい現象の1つです。
どちらも身体を動かす燃料になってくれます。
それでは、酢酸自体を身体に取り入れた場合はどうなるのでしょうか。
結論から言うと、その場合も体内の燃料として用いられ、結果的に脂肪燃焼効果が期待できるのです。
そのため、お酢を飲むことがダイエットにつながるのです。
バナナ酢ダイエットの効果や継続するメリット
バナナ酢ダイエットを継続することで、身体にはどのようなメリットをもたらしてくれるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介します。
お肌を健康に保てる
バナナ酢にはビタミンAが含まれています。
ダイエット自体に大きな効果をもたらすわけではありませんが、美容面でのメリットがあります。
健康面では、鼻やのど、肺などの粘膜の材料となり、ウィルスの侵入を防いでくれる働きがあります。
粘膜もそうですが、皮膚・髪の毛・爪など、身体のパーツで日々新しく生え変わるものの細胞を活性化させているのがビタミンAです。
美しい肌を作るためには不可欠となる栄養素の1つです。
疲労回復に効く糖類が豊富
バナナ酢に含まれている糖類は幅広いものがあります。
疲労時のエネルギー補給に最適であるブドウ糖をはじめ、果糖・ショ糖などの糖分をバラエティ豊かに含んでいます。
特筆すべきは果物に含まれている果糖の性質です。
果糖は糖分の中でも甘みが強いのが特徴で、砂糖よりも甘いと言われています。
しかし、そのほとんどが肝臓で代謝され、代謝にインスリンを使用する必要がありません。
インスリンは糖類の代謝に欠かせない成分ですが、体内で過剰に摂取された糖分を脂肪に変化させてしまいます。
糖類の代表的なものの1つであるブドウ糖は、小腸から吸収されたあと血液中に移動し、インスリンによって全身の細胞に運ばれます。
そしてエネルギーにならなかった分が、脂肪として体内に残るのです。
果糖は、この過程を経ずにエネルギーとして代謝される場合がほとんどです。
つまり、脂肪として身体に溜まるリスクが少ない糖分なのです。
太るリスクを減らしつつ、甘いものを摂取したい方にピッタリの栄養素です。
バナナ酢ダイエットをより効果的に行う方法
バナナ酢ダイエットの効果を高めるには、いくつか工夫するポイントがあります。
以下に詳細をご紹介します。
食事中や食後に飲む
味がかなりマイルドになっているとはいえ、バナナ酢もお酢の一種であることに変わりはありません。
そのため、お腹が空いているときに飲むのは、胃を痛めるおそれがあるため、ダイエットにはかえって逆効果になることが想定されます。
飲用する際は、食事中や食後30分以内に飲用することで、脂肪や糖分の吸収を妨げる効果が期待できます。
食後に軽くでいいから運動する
お酢の主成分である酢酸には、脂肪燃焼効果があることは先に述べました。
しかし、いくら脂肪が燃焼する下準備ができていても、実際に燃焼させるための取り組みを行わなければ意味がありません。
簡単な運動を日々の生活に取り入れることにより、脂肪を燃やす機会を増やせます。
早めの夕食後に飲用し、お腹が落ち着いてから運動することで、運動効果を高めつつ胃の負担を減らせます。
飲み過ぎても効果が無い
いくらバナナ酢にダイエット効果があると言っても、決められた用量以上に飲んだところで効果はありません。
これはお酢に限らず、どのダイエット食品にも同じことが言えます。
早く痩せたい気持ちは分かりますが、身体に負担をかけないことを念頭に、ダイエットに取り組みましょう。
割り方のアレンジを考えてみる
バナナ酢を割る際は、基本的に水もしくは炭酸水で割るというのがルールの1つです。
しかし、毎日同じ飲み方では飽きが来ますから、自分なりのアレンジ方法を考えるのも手です。
水の代わりに豆乳・牛乳を用いることで、よりマイルドな味わいを楽しめますし、野菜ジュースで割ることで、栄養価をより高められます。
酢に浸かったバナナについては、ヨーグルトと一緒に食べると美味です。
自分の舌にあった食べ方を楽しみつつ、ダイエットを続けましょう。
お酢を使ったダイエット紹介
お酢を使ったダイエットは数々あり、似ているもののそれぞれ特徴なども異なります。
下記にお酢を使ったダイエット法をまとめていますので、まとめてチェックしておきましょう。
バナナ酢ダイエットのまとめ
バナナ酢ダイエットは、バナナ酢を作り、それを定期的に飲用することでダイエット効果を狙う方法です。
作り方は簡単で、飲み方も基本的なものからアレンジまで、幅広く応用することが可能です。
どんなお酢で作っても栄養価が高く、ダイエットに有効に働きます。
正しい用量を守り、簡単な運動を心がけるだけで、より効果を高められます。
興味のある方はぜひ一度試してみてくださいね!
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