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あまりストレスなく続ける事ができる?
具材をしっかり選んでおでんを食べてダイエット!
おでんと言えば、子供の頃は駄菓子屋で、大人になってからはコンビニや居酒屋で食べる機会が多いかもしれません。
昔はそこまで人気とまではいかなかったものの、コンビニおでんが大流行し定番化してからは、おでんを食べるというのは冬の風物詩となったとも言えます。
おでんはヘルシーな食べ物という印象は少なからずありますが、ダイエットに使えるというイメージを持つ方はまだまだ多くありません。
実は、食べ方を工夫することで、おでんは立派なダイエット食材になることが分かっています。
今回は、そんな「おでんダイエット」について見て行きたいと思います。
おでんダイエットとは
おでんダイエットとは、おでんを食べることで減量効果を狙うダイエット方法です。
もちろん、ただおでんを食べれば良いというわけではありません。
一見、ダイエットには向かなそうな食べ物ですが、いくつかのポイントを守ることで、ダイエットをサポートしてくれるのです。
コンビニで気軽に買えるようになってから、実践する方も年々増えてきています。
おでんダイエットの実践者や提唱者について
おでんダイエットを提唱しているのは、ブロガー・編集者の鳴海淳義さんです。
一般の方?と思うかもしれませんが、書籍も出版されており、コンビニおでんを使ったダイエット方法を提唱されている方なのです。
具体的にどのような品が低カロリーでおすすめなのかや、併せて食べたいメニューなども紹介されています。
鳴海さん自身は、おでんを取り入れた食事方法によって、-10.5kgの減量に成功している自らが体験して培った方法論をまとめているのです。
テレビなどで活躍中のバービーさんも、おでんダイエットで痩せた1人です。
実際にはSKE48の須田亜香里さんと一緒に、セブンイレブン協力のもと、1週間でおでんダイエットでどれだけ痩せられるかという企画でした。
少し変わった企画でルールも設けられており、
- 1食あたり「500kcal」
- 具は主菜と副菜からバランスよく摂ること
- 炭水化物も食べること
結果、色々なおでん料理のアレンジなどもされていましたが、1週間後には、バービーさんは-2.8Kg、ウエスト-6.8cmという結果に繋がっていました。
須田さんは元が細い事もあり、体重が-0.2kg、ウエストが-2.0cmというそれでも成功と言える結果になっているのが驚きですね。
低カロリーのおでんという食べ物を、24時間営業していて全国どこにでもあるコンビニで手に入れるという手軽さが、多くの読者の心をつかみました。
もちろん、コンビニで選ぶだけではなく、自分で作って食べる方法の方が経済的ですから、できる環境にある人であれば自炊の方がメリットが大きいと言えます。
コンビニで手軽に買えるため、今ではおでんダイエットの実践者は多く、良い結果も報告されています。
主要な口コミは以下の通りです。
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大根・白滝・玉子・こんにゃくをベースに食べ続けました。
3ヶ月で-7kgの驚きの結果でさすがに周りから心配されました。
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仕事の都合上、どうしても帰宅が遅くなってしまいがちでした。
そのため、夜間でも手に入るおでんはダイエットには都合が良かったようです。
1年で5kgほど痩せられました。
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コンビニで買うとお金がかかるので、家で大量に作ることにしました。
さすがに毎日というわけにはいかず、週3~4日が限度でした。
でも3ヶ月で8kg痩せたので、効果はあると思います!
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口コミの多くは、コンビニのおでんを工夫して食べるだけということもあって、比較的好意的でした。
自炊に抵抗が無い方であっても、取り組み方を工夫して長く続けているようです。
しかし、その一方でおでんを毎日食べるというのが辛いという意見も少なからず存在します。
どのようにして毎日おでんを食べるのかを工夫することが、ダイエット成功につながると言えますね。
おでんダイエットのやり方や食べ方
そんなおでんダイエットですが、ただ食べれば良いわけではありません。
具材に何を選ぶのか、どれくらい食べるのか、いつに食べるのが良いのかなど皆が疑問に思うポイントを具体的なやり方として下記に解説しておきます。
原則1日1食分をおでんに置き換える
おでんダイエットは、置き換えダイエットの一種になります。
そのため、基本的には1日のうち1食をおでんに置き換えるタイプのダイエット方法となります。
おでんは野菜などもバランス良く摂取できるため、胃が慣れてきたら、2食を置き換えることも問題ありません。
ただし、置き換えるとはいえ、栄養バランスは考慮しなければなりませんので、生野菜や少量のご飯であれば食べることは差し支えありません。
もちろん、食べ過ぎは逆効果になりますから、注意は必要です。
食べる品目は3~5種類を目安に
おでんダイエットでは、食べる具については実は特別な指定はありません。
また、品数も明確な限りがあるわけではありません。
こんにゃくや大根などの低カロリーな食材であれば、カロリーが低いため、理論上はかなりの量を食べなければご飯1杯分にさえ届きません。
しかし、おでんはおかずの1品であることは変わりませんので、玉子などのたんぱく源を摂取する必要があります。
相対的にバランスを考えると、やはり3~5品が妥当と言えるでしょう。
汁はあまり飲まない方が良い
おでんの汁は味が染みこんでおり非常に美味しいです。
あの汁を飲むのが好きという方もいて好きな人はおじやなどにして食べるなど、コアなファンを作り出す味です。
しかし、ダイエットという観点から考えると、おでんの汁はあまり飲まない方が良いのです。
ラーメンやそばなどに比べると、脂分は控えめかもしれませんが、塩分はそれなりに摂取することになります。
直接体重に影響することはありませんが、むくみや高血圧の原因になるため、健康効果を考えて飲用は避けましょう。
おでんに使うと良いダイエット向けの具材
コンビニの代表格である、セブンイレブン1つを例にとっても、おでんの具材の種類は60種類と大変豊富です。
この中からバランス良く具材を選ぶのは、知識の無い人にとっては一苦労です。
ここでは、主にカロリーと栄養分に注視して、オススメの具材をご紹介していきたいと思います。
こんにゃく・白滝
カロリーが低く値段も安いため、おでんダイエットのベースとなる具材になります。
1品あたりそれぞれカロリーは6kcalと大変低く、まず太ることを心配する必要がありません。
それなりに汁の味も染み込んでいるため、美味しく食べられることもあって人気です。
こんにゃくも白滝も、同じこんにゃくいもを原材料としています。
こんにゃくの効果が「お腹の砂嵐」としてテレビなどで紹介されていたことがありますが、まさにその異名の通り、お通じに絶大な効果を発揮します。
こんにゃくについて知識のある方は、グルコマンナンという成分の名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
これは食物繊維の一種であり、腸をきれいにしてくれる作用があります。
そもそもこんにゃくやしらたき自体が、ダイエットとして使われやすい食材でもあります。
しらたき(白滝)ダイエット
大根
こちらもお値段が安く、カロリーが低めの食材でおでんにおいては定番中の定番になります。
出汁が染みこんだ大根はクセになりファンも多いメニューで好きという方も多いはずです。
実は、大根は生で食べた方がダイエット効果が高まるのですが、加熱することが絶対にNGというわけではありません。
大根に含まれている食物繊維が、脂肪の吸収を抑えてくれます。
生大根ダイエット
大根は先ほども書いた通り、汁を吸うと非常に美味しいため、しみしみの大根を食べたいと思う気持ちは分かりますが、残念ながらおでんダイエットにおいては止めた方が良いと言えます。
美味しい反面、塩分を吸収してしまいますから、むくみにつながるリスクがあります。
そこまで神経質になる必要はありませんが、なるべく汁が染み込んでいないものを選んで食べた方がベターです。
昆布巻
だしを取るのにも使われる昆布をぜいたくに使った品です。
味は好みが分かれるところですが、基本的には旨味が強い食べ物なので、抵抗無く食べられる方は多いと思います。
カロリーも9kcalと低めであり、ヘルシーなメニューと言えるのですが、何よりも特筆すべきは、ダイエット効果のある栄養素を含んでいる点です。
昆布には、アルギン酸という食物繊維の一種が含まれており海藻が持つぬめり成分の一種になります。
体内における余分なコレステロールを包み込んで排出してくれる働きを持ち、動脈硬化の予防や血流改善に貢献してくれます。
満腹感を高める効果もあるため、腹持ちが良くなるというメリットもあります。
昆布もまた、それ自体でダイエット方法として確立されてもいます。
昆布ダイエット
玉子
ダイエット経験者なら、玉子がオススメとして挙がることに違和感を感じた方もいるかもしれません。
玉子と言えば、一時期はコレステロール上昇の大敵とも言われ、摂取を控えざるを得なかった人も多かった食材です。
そのため、ダイエッターの中には抵抗感を感じている方も少なくありません。
しかし、良質のたんぱく質をおでんで摂取するには、練り物よりむしろ玉子の方が効果的なのです。
玉子は完全栄養食の1つとも言われ、多種の栄養素を一度に摂取できるメリットがあります。
ビタミン・ミネラルのバランスが良く、特に「セレン」の含有率が高いのが特徴です。
セレンはあまり聞き慣れない栄養素ですが、活性酸素を除去する効果が期待できるため、若々しさを保つには有効に働いてくれる栄養素になります。
脂肪が身体に溜まるのを防いでくれる働きもありますから、ダイエット中でも玉子を毛嫌いする必要は全くありません。
牛すじ串
好きな人も多く定番メニューの1つですが、ダイエットとして考えると意外な伏兵にも感じられるかもしれません。
コンビニで買う場合は、少々値段が高めに感じてしまうメニューですが、実は60kcalと低めのカロリーに抑えられているのです。
おでんダイエットを続けていく中で、飽きというのが1つの大きな敵になるため、牛すじ串を玉子と日替わりで食べるなどで飽きへ対抗するのもおすすめです。
ただ、牛すじは、ダイエットには不向きとする意見と、向いているという意見とに分かれます。
不向きと考えている人の多くは腹持ちの悪さを挙げるのですが、おでんダイエットという点においてであれば、その点を他の品でフォローできます。
メリットとしては、低カロリーにも関わらず牛肉の味を楽しめるため、ダイエット中のストレスを緩和することが可能です。
また、コラーゲンも含まれているため、お肌のハリ・ツヤを保つ効果もあります。
おでんを食べるとはいえ、食事制限をおこなっていることは間違いありませんから、栄養面・精神面でのバランスを保つ働きをしてくれます。
おでんダイエットで得られる効果や続けるメリット
おでんダイエットを続けることに、他のダイエットなどと比べて何が違いどういうメリットがあり、どのような効果が得られるのかも見ておきましょう。
お腹いっぱい食べられる
ダイエットを意識するとつい食を少なくしようと考えたり、食べ過ぎないように意識し、それがかえって空腹を意識したりお腹が減ったりする事に繋がってしまう事はよくあります。
おでんは低カロリーの具材が多いため、お腹が空いたとしても具材を選べば、思っている以上に多くの量を食べることができます。
特に、こんにゃく・白滝・大根の三品は、おでんに欠かせない具材で味がしっかりしているにもかかわらず、カロリーが低いため安心してガッツリ食べることができます。
他の食材ではなかなかできない組み合わせも楽しめるため、選ぶ自由を満喫できるダイエット方法でもあります。
便秘解消につながる
先にオススメした品目であれば、食べ合わせれば栄養を確保しつつも、不要な便を速やかに排出できます。
結果的に食物繊維をたくさん摂取することが便秘の解消につながるため、お通じの面でもオススメできるダイエット方法になります。
金額を決めて取り組める
コンビニのおでんでダイエットを考える場合は、毎日のペースで購入するため、ランニングコストとなる金額が重要になります。
安い値段だけでまとめれば、200~300円程度で1食分を済ませることができますから、思ったよりも経済的です。
駄菓子を買う子供のように、1日当たりの使用金額をあらかじめ決めておけば、無駄な品目を購入するリスクを減らせます。
童心にかえって、選ぶ楽しみを満喫しながらダイエットを続けられます。
また、最近ではスーパーなどでも調理用のおでんなどもありますので、日によって使い分けたりなど色々と財布への対策も可能になってきています。
おでんダイエットの効果をより高める方法
おでんダイエットは、基本的に何らかのダイエットと併用することは想定されていません。
しかし、できれば運動と一緒に行った方が、効果がより高まります。
特に、炭水化物や他の品物と一緒に食べることを考えている方は、有酸素運動や軽い筋力トレーニングを取り入れるのが良いでしょう。
運動系のダイエットを併用する場合、たんぱく質やビタミンなどの栄養をきちんと摂れることが必須条件となります。
おでんの場合は具材を選べるため、高たんぱく食材を摂取することも可能になります。
炭水化物・たんぱく質・脂質をバランス良く摂取することで、運動した後の筋肉の維持や、脂肪燃焼効果を高める効果が高まります。
数ある置き換えダイエットの中でも、具材を選べるという自由度の高いダイエット方法はあまりありませんから、この効果を活かすことで、より早く目標に近づけます。
おでんダイエットの注意点
おでんダイエットは、自分で具材を選ぶタイプのダイエット方法になりますから、いくつか実際に行う場合は注意点があります。
以下に詳細をご紹介します。
食べる順番を考える
おでんを食べる際に、具材をどのような順番で食べるかも、おでんダイエットを考えるうえでは重要です。
特に、たんぱく質・脂質を摂取する場合は要注意です。
食べ方を工夫して満腹中枢を刺激し、お腹をいっぱいにするタイプのダイエット方法がありますが。おでんにもその方法が応用できます。
おでんを食べる最初に、大根やこんにゃくなどの野菜由来の具材を食べることで、お腹をふくらませます。
このとき、よく噛んで食べることによって、満腹中枢をより刺激できます。
サラダを食べる場合はおでんの前に
おでんだけを食べる場合は、野菜類から先に食べる方向性で問題ありません。
しかし、サラダなどを食べる場合はその前に食べましょう。
理由は同様ですが、サラダなどは生野菜のため、おでんに比べて噛む回数が比較的多いです。
より満腹中枢を刺激でき、胃の中のかさを増やせますから、その分満足度も高まります。
たんぱく質・炭水化物は最後に食べる
ご飯を一緒に食べる場合は、玉子や牛すじなどのたんぱく質を先に食べましょう。
最後に炭水化物を食べることで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
血糖値が急激に上がると、身体の中で栄養として過剰に糖が余ってしまい、結果的に使いきれないまま脂肪として蓄えられてしまいます。
これを防ぐために、炭水化物は最後に食べるように心がけましょう。
おでんダイエットのまとめ
おでんダイエットは、おでんを1食分に置き換えることで、減量効果を狙うダイエット方法です。
あまりダイエットに結びつかないかもしれませんが、食べる具材を選ぶ自由があるため、比較的自由度の高いメニュー構成が可能なダイエット法として人気があります。
さらには、おでんの具材の食べる順番に気を配ることで、より減量効果を高められますし、運動と組み合わせることで、目標となる時期をより早める効果も期待できます。
今ではおでんはコンビニで販売されていますし、スーパーでもレンジ用のおでんもあり、始めるハードルも非常に低いのが特徴です。
まずはコンビニのおでんから、おいしく食べながら気軽に取り組んでみましょう。
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