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知ってるけれど食べた事ない人も実は多い?
栄養価も高く酵素の効果も得られるマンゴーでダイエット。
日本でも今では馴染みがあり人気も高いフルーツの1つ「マンゴー」
しかしながら、名前はよく聞くし知ってるけれど、実は食べた事があまりないというフルーツの代表格でもあると言われています。
そんなマンゴーもまた、ダイエットブームに火を付けたフルーツの1つでもあります。
アフリカンマンゴーダイエットに代表されるブームから、人気を集めたのがマンゴーダイエットで、日本でも台湾系のスイーツが人気を集めたことから、マンゴーなど南国原産フルーツの認知度は高いです。
今回は、そんなマンゴーを使ったマンゴーダイエットについて、その効果や口コミも踏まえつつご紹介していきます。
マンゴーダイエットとは
マンゴーダイエットとは、マンゴーを食べることで減量効果を狙うダイエット方法です。
バナナダイエットなどのような定番のフルーツ系ダイエットと同様、基本的には朝食をマンゴーに置き換えるタイプのダイエット方法になります。
非常に簡単な方法ですが、他の置き換えダイエットと同じように、極端な食事制限は避ける必要があります。
以下に、簡単な注意点をご紹介していきます。
アフリカンマンゴーとマンゴーダイエットの違い
マンゴーダイエットと聞いて、ひょっとしたらアフリカンマンゴーを思い浮かべる方もいるかもしれません。
アフリカンマンゴーとは、アフリカに生えている植物で、日本のスーパーでよく見るマンゴーによく似た果実です。
現地であるアフリカでは、果実だけでなく種子・葉・皮なども重宝されています。
薬草としたり、ほかの食品の原料としても用いられていて、もちろん果実も食用となっています。
しかし、少なくとも日本では、スーパーなどで気軽に手に入れられる食材ではありません。
ダイエットに取り組む人が多いアメリカでは、サプリメントなどで人気を集めています。
そして、もっとも重要なことは、アフリカンマンゴーは果実ではなく、種子エキスにダイエット効果があるのです。
そのため、アフリカンマンゴーを果実として食べてもあまり効果は得られず、幅広い栄養素を含んだサプリメントとして摂取しなければ、効果が出ないとも言われています。
今回ご紹介するのは、アフリカンマンゴーを使ったダイエットではなく、あくまでも日本人にもなじみのあるマンゴーを使ったダイエット方法ですから、その点は安心してください。
しかし、より積極的にダイエットに取り組みたい場合は、選択肢の一つとして考えておくとよいでしょう。
マンゴーダイエットのやり方、食べ方
マンゴーの種類と言えるものを紹介しましたが今回紹介するのはいわゆる「一般的なマンゴー」を使ったダイエット法です。
スーパーやネットショップなどで手に入るよく聞くマンゴーですから、安心して下さい。
とはいえ、しっかりとやり方を守らないと効果も期待できなくなります。
基本的なことや正しいやりかた、注意点などをまずはしっかりと知っておきましょう。
昼食・夕食はきちんと食べる
マンゴーは非常に栄養価が高いながらも、カロリーは100gあたり64kcalと低いことから、ダイエットには非常に向いている食べ物です。
しかし、完全栄養食ではありませんから、昼食・夕食をきちんと食べないと、かえって栄養不足となってしまいます。
マンゴーダイエットは、昼食・夕食でエネルギー補給を行うダイエット方法ですから、きちんと食べて栄養バランスを崩さないようにしましょう。
3食食べたい方は間食にマンゴーを取り入れる
ある程度身体を動かす仕事などをしていて、3食はきちんと食べたいという方は、間食にマンゴーを取り入れましょう。
間食にマンゴーを取り入れたとしても、お菓子を食べるよりは栄養があって低カロリーですから、それほど心配する必要はありません。
ただし、マンゴーが良いとは言っても、マンゴーを原材料としたお菓子などは食べないように注意しましょう。
糖分が多いため、かえってダイエットには不向きです。
飽きがきたら食べ合わせも考えよう
マンゴーは南国を中心に食べられてきたフルーツですから、お住まいの地域によっては、食べ続けているうちに飽きがくるかもしれません。
そのような場合、マンゴーは非常に多彩な応用ができます。
具体的な食べ合わせは後述しますが、ヨーグルトなどと食べ合わせてスイーツ風に食べるのはもちろん、サラダなどの料理にも活用できます。
南国の生活に溶け込んだフルーツということもあり、非常に柔軟な使い方ができるのです。
マンゴーに含まれる、ダイエットに有効な栄養素
それでは本題に戻り、マンゴーに含まれる、ダイエットに有効な栄養素についてご紹介してきましょう。
マンゴーは一部では「果物の女王」とも呼ばれるくらいに、栄養価が高い果物になりますので、栄養素別に大きく分けてご紹介します。
健康によいビタミンの豊富さ
マンゴーには豊富なビタミンが含まれていますが、量だけでなくその種類も豊富です。
一例を挙げると、ビタミンAと同様の役割を担うβ-カロテンは、100gあたり610μgとなっており、果物の中ではトップクラスです。
ビタミンA自体は、眼や粘膜の材料となり、ダイエットよりは健康維持にかかわる性質が強いビタミンになります。
しかし、髪や爪・皮膚の新陳代謝にもかかわっているため、積極的に摂取したい栄養素の1つではあります。
しかし、マンゴーのすごいところは、代謝に直接影響するビタミンB群も豊富に含まれていることです。
糖質を代謝するのに必要なビタミンB1も含まれているため、マンゴーを食べたとしてもその糖質をしっかり代謝する手助けをしてくれるのです。
脂質の代謝を助けるビタミンB2、筋肉の活動をサポートしてくれるビタミンB6も含まれていますから、運動系のダイエットと組み合わせることを考えているダイエッターのニーズも満たしてくれます。
アルコールの代謝に役立つナイアシンも含まれていますから、お酒を飲む方にも実はオススメなフルーツと言えるのです。
抗酸化作用を持つビタミンも豊富
マンゴーには、抗酸化作用を持つ栄養素も含まれています。
代表的なものにビタミンEがあります。
主にナッツ類に含まれていることで有名ですが、マンゴーにも含まれています。
ビタミンEはアンチエイジングビタミンとして有名で、体内で活性酸素の働きを抑える効果が期待でき、一時期話題になった「美魔女」たちが、美容のために意識して取り入れていた栄養素としても有名です。
美容面だけでなく、ダイエットにもビタミンEは有効です。
脂肪が増えることで体重が増加する理由の1つに、細胞の酸化があります。
体内で活性酸素が増える場合、通常は体内で悪さをするような成分をやっつけてくれるのですが、過剰に増えると身体の細胞などにも攻撃を加えるようになります。
その結果、脂肪が燃焼されにくい状態を作り出してしまい、結果的にダイエットの妨げになってしまうのです。
ビタミンEは、こうした活性酸素の負の作用も軽減してくれる、非常に優れた栄養素なのです。
免疫力を高めるビタミンCも含まれており、こちらも活性酸素を除去する働きがあります。
ストレスによる身体のダメージをケアしてくれる栄養素ですから、普段の生活だけでなく、ダイエットによってイライラがつのるような場面でも、間接的に精神面をサポートしてくれることが期待できます。
脂質代謝にかかわる栄養素も
ビタミン以外にも、マンゴーにはダイエットを助ける栄養素が含まれています。
意外に思うかもしれませんが、マンゴーに含まれているアミノ酸にも、ダイエットに効果を発揮するものがあります。
代表的なものが「リジン」です。
リジンは必須アミノ酸の1つで、集中力を高める働きや、疲労回復効果があります。
リジンには内蔵・筋肉・脳などをきちんと働かせるため、食事などで摂取したブドウ糖を効率よくエネルギーに変えて、体内に循環させる効果があるのです。
内蔵への働きかけとしては肝機能をサポートする効果もあり、アルコール・老廃物の排出のほか、エネルギーの生成・貯蔵といった生命維持における重要な働きをします。
肝臓はダイエットにも関係してくる臓器で、脂肪肝になることで痩せにくくなる傾向があるとも言われています。
また、リジンを摂取すると、脂肪燃焼効果のある栄養素「カルニチン」が増えるため、直接脂肪燃焼にも働きかけてくれます。
マンゴーダイエットを続ける効果とメリット
マンゴーダイエットを続けることで、ダイエット以外にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介します。
生で食べれば酵素を取り入れられる
マンゴーは果実ですから、生で食べれば酵素を生きたまま摂取できます。
酵素自体はどのフルーツにも含まれており、マンゴーも例外ではありません。
酵素は、代謝を高めるうえで重要な栄養素です。
体内で生成できますが、その量は年々減少していってしまうので、そのためにも食事によって補う必要があるのです。
体内で酵素が不足すると、消化のために酵素を使い切ってしまい、エネルギーの代謝がうまくいかず脂肪として体内に残ってしまいます。
しかし、食べ物によって得た酵素は消化を助ける働きを持っており、酵素がエネルギーの代謝を助けてくれるのです。
マンゴーは生で食べても調理しても美味しいですが、おそらく多くの方はマンゴーを生・もしくは生に近い状態で食べると思います。
これは、栄養面でも理にかなった食べ方と言えます。
酵素ダイエット
食物繊維を気軽に取り入れられる
ダイエッターの中には、仕事が忙しくて野菜はなかなか食べられないという方も多いはずです。
食事はダイエットの基本にはなりますが、教科書通りにダイエットを続けられる方は、実はそう多くはありません。
不規則な食生活を続けていると、太るという以外にも便秘などの症状があらわれてしまう場合があります。
そこでさらに、ダイエットのため食べる量を減らしてしまうと、かえって便秘の症状を悪化させてしまいます。
このようなダイエット中のジレンマも、マンゴーはその豊富な食物繊維によって解決してくれます。
果物ということもあり、食事に比べて気軽に食物繊維を摂取できるメリットがあります。
特に朝食代わりに食べる、もしくは間食として食べるだけの手軽さなので、それほど摂取を難しく感じることはありません。
カリウムによるむくみ解消
ダイエットに関係する要素の1つに「むくみ」があります。
むくみは、体内に余分な水分・老廃物が溜まることによって起こります。
これらは放っておくと、脂肪と結びついてセルライトの原因にもなるので非常にやっかいな問題でもあります。
対策としては、カリウムを摂取する方法が有力ですが、実はマンゴーにはカリウムも豊富に含まれているのです。
体内の余分な水分を、尿として排出してくれますから、体内の水分量を一定に保ってくれます。
水分調整の副産物として、血圧の調整効果もありますから、高血圧を解消するための栄養素としても重要です。
生活習慣病が気になる方は、ダイエットを機会にマンゴーを食べてみるのもよいでしょう。
マンゴーダイエットのオススメのレシピ
マンゴーダイエットは、慣れると非常に食べやすいフルーツです。
そのため、さまざまなアレンジを楽しめますので、アレンジを知っておくとよりマンゴーダイエットでの成功に近づけるとも言えます。
以下に、ダイエットを視野に入れた、おいしいアレンジをご紹介します。
ヨーグルトとあえる
王道パターンとして、ヨーグルトとあえるという方法があります。
ホテルの朝食などでフルーツにヨーグルトをかけると、砂糖をいれていないのにスイーツのような甘さが楽しめますが、それの家庭版になります。
作り方は非常に簡単で、カットしたドライマンゴーもしくは生マンゴーをボウルに入れ、ヨーグルトを注ぐだけです。
好みによりますが、これにバナナを加えるともっと美味しくなります。
ダイエット効果をより高めるのであれば、材料をボウルに入れた状態で、1分間電子レンジで温めるとホットヨーグルトになりますので、冷え性の方にもオススメです。
サラダの材料として使う
日本ではあまりフルーツをサラダに入れる方は少ないかもしれませんが、マンゴーはサラダに入れても美味しく食べられます。
レタスやトマトなどの野菜にマンゴーを加え、お皿に盛るだけで簡単に作れます。
クセのある野菜を選ばなければ、ほとんどの野菜に違和感なく盛り付けられるので、意外な美味しさに驚くはずです。
もし酸味が欲しいなら、ドレッシングよりもレモン汁などをかけると、よりシンプルに野菜・マンゴーの味を楽しめます。
スムージーなら万能選手
マンゴーに限らず、果物や野菜を食べる手段としては、スムージーが一定の市民権を得ています。
ある意味、野菜・果物のバランスを考えると、もっとも合理的な食べ方かもしれません。
ジューサーなどの機械が必要になる反面、一度使うようになると気軽に自宅でスムージーを楽しめるため、いろいろな果物・野菜と合わせて自分だけのスムージーが作れます。
スムージーダイエット
青汁のような栄養価の高いものと組み合わせれば、ダイエット以上の効果も期待できますし、色々な味と試して自分だけのオリジナルレシピを作って長続きさせる事ができればもはや言う事なしです。
意外と単体で食べられ、色々なレシピとしても活用しやすいので、うまく活用していきましょう。
マンゴーダイエットのまとめ
マンゴーダイエットは、マンゴーの食べ方が非常に簡単な置き換えダイエットです。
食べ方は生が基本になりますが、加熱しても美味しく食べられる方法はあります。
さわやかな甘みのため、他のダイエット・健康食材と組み合わせて食べることも可能ですし、思っている以上に使い勝手が広いフルーツです。
栄養価も非常に高い果物ですから、甘いものが好きな方にはぜひ一度試してみましょう。
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