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体のゆがみも矯正できる!?
SHINO流の腰回しダイエットでお腹を引き締めよう
腰回りと言えば、男女問わず多くの人が気にする部位と言えます。
特に年齢を重ねれば重ねるだけ、お腹周り、腰回りというのは肉が付きやすく落としにくくなります。
腰回りのふくらみが、いつも気になる…と悩む方も多くなり、体重は一般体重で問題ないけれども、腰回りだけはサイズダウンしないと…といった悩みを抱える人も多いはずです。
実は、そんな腰回りは脂肪が付きやすいところなので、なかなか思うような体形になりにくいという特徴があります。
しかし、その腰回りに特化したダイエットが生まれています。
テレビでも話題で、SHINOさん流の腰回しダイエットが人気を集め、これでサイズダウンという声も続出しています。
今回は、そんな腰回しダイエットをご紹介していきます。
腰回しダイエットについて
腰回しダイエットとは、腰を回すエクササイズを行うことにより、腰回りのラインをきれいにすることを目的としたダイエット方法です。
主にサイズダウンを目的としたダイエットになります。
体重自体は標準体重でも、体のラインに偏りが生まれることは珍しくありません。
こういった現象の主な原因は脂肪と言われていますが、必ずしも脂肪だけが原因というわけではありません。
骨盤がゆがむことで、内臓が本来あるべき位置からずれてしまい、その結果として内臓が重力に負けて下に垂れ下がるような格好になるといった場合もあります。
こうなると、見た目的にはお腹がぽっこり出ている、いわゆる「ぽっこりお腹」に見えてしまいます。
さらに、他の原因としては筋肉が不足している可能性も考えられます。
年を重ねて20代の頃は大丈夫だったのに、30代、40代となるとお腹周りの肉が…と悩む人も多いかと思いますが、そもそも、腰回りの筋肉は年をとるごとに衰えていくのです。
その結果、骨盤を正しい状態に保てなくなってしまい、お腹が出て見えるといった事に繋がるのです。
腰回しダイエットを行うことにより、腰回りの筋肉をつけるとともに、ゆがんだ骨盤が整えられるので、結果的に下がった内臓が元の位置に戻ってぽっこりお腹を解消することができるのです。
腰回しダイエットの提唱者
腰回しダイエットを積極的に提唱されているのは、美腰インストラクターとして有名なSHINOさんです。
SHINOさんは出産後のダイエットがきっかけになり、ダイエットには骨盤を整えることが重要だと考えるようになります。
その後整体技術を取得され、ストレッチやヨガといったジャンルからもヒントを得て、昭和61年から骨盤のゆがみを直す体操や呼吸法・リラクゼーション音楽やカラーを取り入れた、オリジナルの美容体操をカルチャースクールなどでレクチャーされていました。
やがてその効果がメディアに取り上げられると様々な方面から反響があり、美腰エクササイズに関連する本は、2016年9月現在累計200万部を突破しています。
そのため、今では多くの人が実践しているため、多くが「SHINO流腰回しダイエット」といった紹介をされる事も多いほどです。
SHINOさんが監修されている運動方法は決してハードな動きを求められるものではなく、主にマット運動を中心とした体操です。
ゆったりとした音楽に合わせて、普段あまり使わない腰回りの筋肉をゆっくりと動かして、下半身の血行不良や基礎代謝力を高めます。
そのため、普段あまり運動していない、馴染みがない、激しいトレーニングなどは苦手といった人でも取り入れやすく、自宅でも出来るという事でテレビでの紹介をきっかけに爆発的に人気となりました。
酸素を取り込みながら繰り返し行う運動により、身体の奥のインナーマッスルも鍛えられ、腰回りを中心としたダイエット効果が期待できます。
他にも腰回しダイエットを実践して成功された方の口コミ情報は多く、ダイエットや腰回りがスリムになったというだけでなく、便秘を解消したりサイズダウンに成功したりという声もあります。
腰回しダイエットの実践で得られる効果
実際に腰回しダイエットに取り組むことで、どのような効果があるのかを見ておきましょう。
以下に詳細を記載していきます。
代謝の向上
身体を動かすことにより代謝は上昇する傾向にあります。
しかしそれを怠ってしまえば、代謝は次第に年齢とともに減少していきます。
代謝を考えるうえで重要になってくるのが基礎代謝です。
これは、日常的な動作や内臓の働きを支えるために必要なエネルギー量です。
ダイエットを考える際には、普段どれだけ脂肪などのエネルギーを代謝している身体なのかが重要になってきます。
例えば、基礎代謝が1,200kcalのAさんと、1,500kcalのBさんがいたとします。
日常の生活や仕事で300kcalを消費するとして計算すると、それぞれの一日あたりのカロリーの消費量は以下のとおりです。
Aさん | Bさん |
---|---|
1,200+300=1,500kcal | 1,500+300=1,800Kcal |
例えばですが、どちらも同じ仕事に就いて同じ時間労働し、寮で同じ食事を摂取するものと考えた場合、もし1日の食事の総カロリーが1,800kcalだとしたら、Bさんは問題ないものの、Aさんはその分だけ太ってしまう計算になります。
余分に摂取した300Kcalは、運動など何かしらの方法でカロリーを消費する必要があります。
一方でBさんの場合は、問題なく、Aさんのように運動などをして300Kcal分を消費しなくてもそのままの体型が維持できるのです。
このような点から、基礎代謝を上げることはダイエットにとって重要なのです。
インナーマッスルが鍛えられる
腰回しダイエットを行うことで、身体の内部にある筋肉を鍛えることができます。
いわゆるインナーマッスルと言われる筋肉です。
最近では何かとインナーマッスルという言葉を聞く機会も増えました。
アスリートなども非常に重要視していて、筋トレではなくインナーマッスル強化に取り組む人も多いほどです。
しかしながら、こういったインナーマッスルなどは、具体的には腹横筋・腹斜筋といった筋肉が相当しますが、外から見てもその筋肉がどのような形をしているのかは分かりません。
しかしこれらの筋肉は体内では重要な働きをします。
正しい姿勢を保つように身体を調節したり、関節の位置が正常な範囲からずれないようにする働きがあるのです。
インナーマッスルは他の筋肉と同様に、鍛えることで代謝を上げる結果に繋がります。
猫背の矯正にも効果があり、身体がバランスよく動けるようになります。
腰回りがふくらんで見える方も継続してエクササイズに取り組むことで、スリムなスタイルに近づける事ができるのです。
血液・リンパの流れを良くしてセルライト予防
腰回しダイエットを継続することで、血流改善にも効果があります。
もともと腰回りという部位は、日常の生活において積極的にその部分だけを動かすということはあまり多くありません。
何らかの動作を行う際にも、意識しなければ腰回りを動かしていることに気づきにくいでしょう。
これは言い換えれば、腰回り部分は身体を使う仕事をしていない限り、あまり積極的に動かない部位とも言えますし、悪く言ってしまうと、筋肉があまり動かないため血行が悪くなる原因にも繋がりかねないのです。
血行やリンパの流れが悪くなると、体内の老廃物が上手く排出されなくなります。
もし腰回りを触ってみて冷えを感じるようであれば、腰回りの血行が悪くなっている可能性があります。
ダイエットにおいて一番怖いのは、その老廃物が脂肪と結びついてしまうことです。
セルライトという言葉をご存知の方は多いと思います。
皮膚表面に現れる凹凸です。
これは一見すると脂肪のようにも見えますが、実際に触ってみると感触が違います。
どちらかというと脂肪とは違い、ざらざらした感触です。
このセルライトは、皮下脂肪に老廃物が結合して作られる物質なのですが、このセルライトは一度できてしまうと、なかなか落ちないという特徴を持ちますが、その予防策として腰回しダイエットは効果があります。
骨盤周りの筋肉を刺激することで、血行やリンパの流れを促進しますから、老廃物の排出も積極的に行われます。
その結果、相乗効果として、むくみの解消にもつながります。
腰回りだけでなく下半身全体のむくみにも効果がありますから、むくみに悩んでいる方は継続して取り組むことをオススメします。
便秘の解消
腰回しダイエットは便秘の解消にも効果があります。
便秘が起こる原因の1つとして骨盤のゆがみによる場合があります。
これが原因による便秘の場合は、ゆがみを矯正する事で解消されるのですが、そのゆがみの矯正に腰回しダイエットは有効です。
骨盤にゆがみがあると、胃や腸と言った内臓の位置が通常の場所からずれてしまうことは先に述べました。
それは内蔵の機能にも影響を及ぼします。
正常な位置から離れた大腸は通常の動きがとれなくなり、便を出したくても出せないような状態になります。
すると便は大腸に溜まっていき、便秘となってしまうのです。
腰回しダイエットは骨盤を整える働きがありますから、便秘の解消や予防という観点からも取り組むことにメリットがあります。
お通じがスムーズになれば、腰回りのサイズダウンにも貢献してくれます。
慢性的に便秘に悩まされているという方などは、積極的に腰回しを取り入れていきましょう。
腰回しダイエットの腰の動かし方など具体的な方法とやり方
腰回しダイエットには基本となる動きがあります。
以下に詳細を紹介していきます。
基本的な動き
- 足を肩幅に開いて立ち、腰を手に置く。
- 息を吸いながら腰を少し落とす。
- 息を吐きながら腰を上げてお尻を縮め、これを30秒程度繰り返す。
- 腰を前後に動かす。このとき、腰を前に動かす際に息を吐いてお尻を縮め、これも30秒程度繰り返す。
- 腰を左右に30秒程度動かす。
- 腰を時計回りの方向に30秒程度回す。
- 腰を反時計周りの方向に30秒程度動かす。
- ひざにクッションをはさむ。その際にお尻とお腹に力を入れて30秒縮める。
- 手順1~8を2セット行う。
この動きは1日につき5分程度行えばOKです。
手順1~8を一度行うと約3分程度かかりますので、2セット行えば十分です。
股関節を回す運動
続いては、腰回しを行った後に股関節を回す運動です。
仰向けに寝て行う方法ですから、フローリングなどで行う際はヨガマットなどを使用するとやりやすいでしょう。
- 足を肩幅よりも少し大きく広げる。
- ひざを緩めて腰を少し落とす。
- 腕を組むような感じで両手を左右の肩の上に乗せる。
- 上半身を動かさずに、時計回りに30回腰を回す。
- 上半身を動かさずに、反時計回りに30回腰を回す。
- 終了後、床に仰向けになり、片足をお腹に引き上げる。
- 上げた足を外側へ半円状にゆっくり回して、足を伸ばす。
- 手順6~7を10回ほど行い、反対側も同様に行う。
股関節を動かすのは、骨盤と共通した筋肉を使用しているためです。
骨盤と股関節は緊密な関係にあるため、片方のゆがみがもう一方のゆがみを引き起こす可能性があるのです。
よって骨盤と股関節を同時に回すことにより、共通して使用している筋肉を効率良く鍛えられます。
負荷を高めたエクササイズ
最後にご紹介するのはちょっと負荷の高いエクササイズです。
上記エクササイズを試した後、余裕がある方は取り組んでみてください。
- 足を肩幅に開いて立つ。
- お尻とお腹に力を入れる。
- 腰を左に突き出して左へ回したあと、今度は右に突き出して右へ回す。このとき、腰で8の字を描くように行うことを意識する。
- この腰回しを1セット8回行う。一日の推奨回数は8セット。
このエクササイズによって、2週間でウエスト-15cmに成功された方もいました。
体力的に自信のある方はぜひお試しください。
腰回しダイエットの注意点
腰回しダイエットは、人体において重要な腰回りに負荷をかける運動ですから、安全に行うためにいくつか注意点があります。
以下に詳細をご紹介します。
腰を回すときは急がず焦らずゆっくりと
ダイエットに関わる運動全般に言えることですが、身体を動かすときはゆっくりと無理なく動かすことが基本です。
短期間でなるべく早くに痩せたいからといって、腰を勢いよく回したくなるかもしれませんが、その結果として大けがをしてしまう可能性があります。
腰という部位は、私たちにとって非常に重要な部位です。
腰をを痛めてしまうと、運動どころか、日常生活すらもままならなってしまう可能性があるほど大切な部位です。
さらに腰を痛めると、つい腰をかばう動きをしてしまい、今度は逆に姿勢を崩し、全身をゆがませてしまうといった事に繋がる可能性もあります。
腰はそもそもが頑丈な造りになっているため、けがをすると回復にその分だけ時間がかかります。
運動を習慣にしていない方は特に気を付けてください。
焦らずゆっくりしっかりと決められたやり方に則って行うように意識しましょう。
食事の事も気にかける
腰回しダイエットはダイエット効果が期待できる方法ではありますが、だからといって食欲のおもむくままに食事をして良いという話ではありません。
痩せるためには食事にも気を遣う必要があります。
もちろん、極端な食事制限はかえって筋肉をつけるのに悪影響がありますから、そういった事は避けましょう。
もし今、間食やドカ食いをしているという方は、それを止めるだけでも一定の効果はあります。
自分が現在ダイエット中であることを忘れないようにしましょう。
効果を高めるには上半身を固定する
ご紹介したエクササイズの効果を高めるには、以下の点に注意しましょう。
- 上半身はなるべく動かさずに腰を回す。
- 呼吸は止めずに腹式呼吸を行う。
- 腰を大きく回すよりも、おへそを中心としてお腹を回すことを意識する。
- ひざや股関節に負荷をかけないために、力まず自然な姿勢を心がける。
- 空腹時に行うとダイエット効果がアップする。
腰回しダイエットのまとめ
腰回しダイエットは腰回りのダイエット効果だけでなく、むくみや便秘の解消といった効果も期待が持てるものです。
簡単なエクササイズから、提唱者であるSHINOさん監修のスタジオなどでは、より高度なエクササイズに取り組むことも可能です。
自宅で簡単にできるので、天候に左右される事もなく、ジムに通うなどの費用も必要なくお金をかけずに実践できるメリットは非常に大きいです。
運動するときにゆっくり行うことを意識すれば、安全にエクササイズを楽しめますし、腰回りのぽっちゃり感に悩んでいる方は、是非気軽に取り組んでみましょう。
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