部位別ダイエット

足の太さがコンプレックスという悩みも解決!
太ももダイエットでぽっちゃり足にサヨナラしませんか?

体重は標準体重なのに、どうしても足だけは痩せてくれない…。
そんな悩み、いわゆる「足痩せ」系で悩んでいるという方は、実は以外と多かったりします。

しかしながら、それは当然の悩みとも言えるのです。
なぜなら、私たちの体の部位の中でも、足の「太もも」というのは特にダイエットをしてもなかなか痩せにくい箇所の1つなのです。

そのため、通常の体重を減らすといった「減量」と同様の手順でダイエットをしても、太ももに関しては簡単には結果に繋がってくれません。
今回は、そんなお悩みに応えるための「太ももダイエット」をご紹介していきます。

太ももダイエットとは

太ももダイエットとは、太もものサイズダウンに特化したエクササイズやマッサージなどを行い、足回りをスリムにすることを目的としたダイエット方法です。

そもそも、太もも自体はダイエットにおいて大きな役割を果たす箇所です。
その理由は筋肉にあります。

太ももには大きな筋肉が存在し、ウォーキングなどの全身運動を行うだけでも鍛えられます。
筋肉を鍛えることによって、新陳代謝が向上して脂肪が燃焼しやすくなります。

その結果、痩せやすい身体になるのです。

本来は鍛えることによってダイエットに有効となるはずなのですが、これが太ももに特化するとなると、また別の問題を生んでしまいます。

ダイエットに有効な太ももの筋肉は、運動量に伴い成長する量も増大します。
筋肉量が増えるということは、見た目的にも膨らんで見えます。

皮肉な話ですが、ダイエットのために鍛えた筋肉により、太めに見えてしまうという結果を生んでしまうのです。

なぜこのようなことが起こるのかというと、すべての筋肉は大なり小なり、負荷に耐える力を持っています。

しかし、負荷をかけ続けてしまうと、筋肉は傷ついていきます。
もちろん時間が経てば、傷ついた筋肉も回復しますが、このとき、筋肉は次回同様の負荷がかかったとしても傷つかないようにと、より繊維を太く成長させて回復してしまうのです。

聞いた事がある方も多いと思いますが、これを【筋肉の超回復】と言います。
超回復を行うと、筋肉は成長していくため、一般的には負荷がかかる前よりも逞しくなります。

すると見た目的には大きかったり、太くなったりしているように見えます。
よって、有酸素運動を含む通常のダイエット方法では、太ももの太さに対して働きかけることはなかなか難しいのです。

太ももダイエットを成功させるコツ

太ももダイエットで結果を出すには、まず自分の太ももがどのような理由で太く見えているのかを知ることが大切です。

太ももが太くなってしまっている原因を間違えてしまうと、全く結果に繋がらないという事にもなりかねません。
まずは自分の太ももが太くなってしまった原因をしっかりと知りましょう。

太ももが太くなってしまう主な原因としては下記が考えられます。

筋肉によるもの

過去にハードな運動の習慣があった方は、そのときの状態を体が覚えていて、鍛えられた足が太くなっているケースがあります。

もちろん、現在進行形で運動を行っている方も当てはまる場合があります。
この場合は、まず自分の太ももが本当に太いのかどうか、客観的な意見を聞いてみることが大切です。

自分では太いと思っていても、鍛えられた足というのは魅力的です。
自分の思い込みからダイエット方法や運動のやり方を極端に変えて、体調に影響が出るのはもったいないことです。

その上でも、やはり太いとなれば、過去に運動をしていた際についていた筋肉のうち、脂肪に変わっている部分にフォーカスして、エクササイズを行うのが効果的です。

太ももの皮膚の弾力が低い場合も、太ももが太く見えてしまう場合がありますから、やはりこの場合も同様です。

他に筋肉が太ももにつきやすいのはハイヒールです。
ハイヒールをよく履いている方は、足に筋肉がつきやすくなる傾向があります。

実際、足のモデルを仕事にしている方などは、プライベートの時にはほとんどハイヒールを履かないといったルールを自分に課して、スリムな脚を維持している方が多くいます。

筋肉が付いてしまう習慣自体が悪い事ではありません。
何を目的として、足痩せするにはどうすれば良いかという事を考えていきましょう。

脂肪によるもの

太ももが太くなる主な原因の1つです。
こちらは、エクササイズを行うことによって、効果的に燃焼させる必要があります。

もともと筋肉がついていた方も要注意です。
筋肉は運動を止めてもある程度までは効果を残しますが、やがて縮小していきます。

その後でつきやすいのが脂肪なのです。

ある有名な俳優さんのお話ですが、かつてドラマでレギュラーとして、ハードな撮影に毎日取り組んでいたので、ご飯をたくさん食べなければ撮影に耐えられなかったそうです。
しかし撮影が全て終わると、たくさん食べる習慣だけが残り、どんどん筋肉の代わりに脂肪がついていきました。

運動の習慣は簡単に止められますが、食習慣を変えるのはなかなか難しいのです。
特に大きな筋肉であれば、かつて成長していた分がそのまま脂肪に置き換わるわけですから、これは非常に辛いです。

また、太ももや足という箇所は、セルライトができやすい場所でもあります。
このセルライトですが、実は太ももの裏側や外側だけでなく、お腹にも表れてくるいわばくせ者です。

触ってみると、オレンジやグレープフルーツの皮のように凹凸を感じます。
セルライトを取るためには、通常の運動だけでなく、マッサージなども併用する必要があります。

むくみによるもの

こちらは一時的なものではありますが、放ってはおけない原因の1つになります。
仕事でデスクワークなどをされている方や、冷え性の方には特に多い現象、原因と言えるかもしれません。

そもそも、むくみが起きる原因としては血行やリンパの流れが滞ることが一因です。

リンパの流れが滞ると、体内の老廃物や血管からしみ出た液が回収されたあと、そのまま溜まって除去されないまま残ってしまいます。
女性の場合は男性よりも筋肉量が少ないため、血液やリンパ液を心臓に送り返す力が弱く、そのためにむくみが起きやすいという側面もあります。

これを防ぐには、マッサージや日常の心がけが必要になります。

事例別の太もも痩せの方法

ここまで、太ももが太く見えてしまう原因をお伝えしてきました。
ここからは、それぞれのタイプごとにどのような方法で太もも痩せを実現するのか、踏み込んで解説していきたいと思います。

筋肉量が多かったり、皮膚の弾力が少ない方向け

こちらのタイプの方は、基本的にはあまりケアを必要としません。
もともと筋肉が鍛えられている場合は、その体型を活かすことが大切です。

しかし、どうしても太ももにコンプレックスを抱いている方は、たるんだ皮膚を引き締める方法があります。
以下に、太ももを引き締めるエクササイズをご紹介します。

  1. 四つん這いになり、足を上げる。
  2. 顔は正面を向いて、足を上げる際に息を吐きながら床と並行になるまで上げる。
  3. 3秒ほど経ったらゆっくりと下ろす。
  4. これを左右10回行う。
  5. 残り2セット、再度1~を行う。※計3セット行い1セット終わるごとに1分の休憩を取ります。

こちらのトレーニングを行う際の注意点としては、1回の動作をできるだけゆっくりと行うことです。
ゆっくりと動くことで、筋肉に負荷をかけます。

それでも余裕で出来てしまうという場合は、足首におもりを付けたりして、負荷を大きくしてみましょう。

もし筋肉痛がある場合は、痛みが完全にひくまではエクササイズを行わないようにしてください。
太ももヤセは効果が出るまでに時間がかかりますので、3カ月を目安に取り組みましょう。

脂肪の多い方向け

脂肪が多い方の場合、太ももに特化した運動を行うよりも、体脂肪率を落とす方向へ働きかけるのが有効です。
体脂肪率を落とすには食事制限や適度な運動が必要になります。

ここで特に大切で注意しなければならないのが食事制限です。
ダイエットにおいては、短期で結果を求めてしまうあまり、極端な食事制限に走ってしまう方も少なくありません。

しかし、これは逆に自分の首を絞める結果になってしまいます。

そもそも、脂肪を燃焼させるためには基礎代謝が重要になってきます。
この基礎代謝をより高めるには、筋肉量を増やすことも同時に必要になってくるのです。

しかし、食事制限の度が過ぎてしまうと、栄養が足りなくなり、そうなると足りない栄養を筋肉から分解して、人間の身体は栄養を補給するのです。
その結果どうなるかというと、リバウンドが発生したり、努力しているのになかなか痩せない身体が出来上がってしまいます。

太もも痩せを目指す脂肪燃焼には、長期的な視点が必要になります。

体脂肪率が落ちる食事方法としては、GI値に特化した食生活を行うのがオススメです。
GI値とは、食べた時の血糖値の上がりやすさを数値で表したものです。

この値が高い食べ物は血糖値が上がりやすく、もし多量に摂取した場合、エネルギーとして使わなかった糖質は、素早く脂肪に変わります。

特に気を付けたいのが、主食です。
白米やパン、麺類は、日本人が日常の生活で摂取する機会がとても多い食べ物です。

そのため、運動の習慣が無い方が特に気を遣わずに摂取し続けると、次第に脂肪へと変わっていきます。

理想は玄米や全粒粉パン、そばといった胚芽の部分がそのまま使われた食材を摂取することが理想的です。
玄米については、電子ジャーでも簡単に炊ける機能がついたものもありますから、手に入れさえすれば気軽に炊くことが可能です。

主食を変えるだけでも、同量食べた時の吸収率が違いますし、食物繊維もありますから排出される量も多いのです。
まずは主食を変え、それから少しずつ食べる量を減らしていきましょう。

適度な運動ですが、こちらは簡単な有酸素運動から始めましょう。
通勤の手段を徒歩や自転車にするだけでも、一定の効果が見込めます。

そのうえで物足りなければ、先にご紹介した太もも引き締めのエクササイズを行ってみて下さい。

むくみによる方向け

むくみによって太ももが太く見える方は、マッサージを主体としたケアを行うことにより、太さを改善させることができます。
むくみの解消には、マッサージが有効です。

そもそも、むくみとは体内の余分な水分が重力によって、心臓より低い部分にたまる現象を言います。

筋肉がついている人は筋肉が収縮することにより、ポンプの役割を果たします。
よって、筋肉が付いていればむくみが出にくくなるのですが、女性の場合は男性と比べるとどうしても筋肉量が少なくなってしまいます。

筋肉量を増やすことには限界がありますから、マッサージを行うことで下から上へと水分を移動させていく事が大切になります。
こうすることで、むくみが軽減されて太ももが細くなるのです。

それでは、マッサージの方法を以下にご説明します。

  1. 市販のマッサージクリームを塗って、肌のすべりを良くする。
  2. 左右の親指先端をひざでくっつけるようにして、ひざを両手で包み込むように握る。
  3. ひざから足の付け根、ひざ裏から太ももとお尻の境界に向かい、下から上へと押し上げる。下から上方向へ血液を押し流していくイメージ。
  4. 片側の足につき10分程度行い、終わったらもう片方を行う。

こちらのマッサージは寝る前に必ず行ってください。
また、静脈(青い血管)が目で見える場合は、血管が見える部分に親指を置いてマッサージするとさらに効果的です。

ストッキングを活用する手もおすすめ

女性の場合、日常の生活の中で取り入れると良いのが「弾性ストッキング」です。
通常のストッキングよりも圧迫力が強く、夕方になると足が痛くなるほどむくみがひどい方はこちらの使用をおすすめします。

弾性ストッキングには様々な種類がありますが、全体を圧迫できるタイプが理想的です。
つま先からウエストまで圧迫することで、むくみの防止につながります。

厚手中圧タイプであれば、適度な圧迫感を感じられます。
こちらを使う場合は、過度に圧迫する力が強いものを使用しないことが大切です。

強すぎるとかえって血液の流れを滞らせてしまいますので、注意しましょう。
できるだけ日中は着用して過ごすようにして、寝るときや痛みがある時は着用しないように心がけてください。

食事での改善であれば、カリウムを摂取できる果物がおすすめです。
アボガドやバナナ、メロン等に含まれていますが、費用対効果でおすすめなのはバナナです。

カリウムには体内の水分調節作用があり、朝食代わりに朝摂取したり、寝る前に食べることによって、起床時のむくみ発生を防止します。

太ももダイエットのまとめ

太ももダイエットは、その原因によって対応策が異なります。
また、必ずしも太ももだけを重点的にエクササイズするだけでは、目立った効果を得られない可能性もあります。

難度の高いダイエットの1つではありますが、解決策が無いわけではありません。
それぞれのタイプに応じて気長に取り組み、ある日違いを実感できるようになったらしめたものです。

大きな自信につながりますし、ぜひチャレンジしていきましょう。

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