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実は2種類存在するりんごダイエットのやり方。
置き換えとファスティング、目的や相性も考えて実践しましょう
りんごダイエットと言えば、今では多くの人に知れ渡り、テレビや雑誌などでも紹介されることが多いダイエット方法です。
結果を出した人も多く、芸能人にも成功者がいることで有名です。
しかし、実際にいざやってみようと思った時、その方法については意外と忘れていたり様々な方法が乱立している事から戸惑うことも多々あります。
また、やり方によってはリバウンドの危険性がひそむやり方なども存在しています。
今回はそんなりんごダイエットについて改めて取り上げ、過去話題になりながら色々変化してきた結果、今主流となっている2つのやり方を紹介してみたいと思います。
りんごダイエットとは
りんごダイエットは言わずと知れたダイエット法で、言うまでもなくりんごを食べてダイエットを狙うものになります。
過去に幾度となく流行をし、そして落ち着くという流れが起きています。
今では一時ほど大流行といった事はなく、定番でもあり人気のダイエットという事で落ち着いているかと思います。
しかし、やはりさすがは実績のあるダイエットという事もあり、実践する方や一般人や芸能人問わず多くの人が取り入れています。
りんごダイエットの成功者や口コミ
りんごダイエットを行って成功した人は多く、後述しますが、今では2種類のやり方に分かれます。
1つが、3日間りんごのみを食べるダイエットで、こちらは体調が大きく改善してデトックスになったというケースも少なくありません。
しかしその反面、成功してもストレスがかかり、もう二度とやりたくないという声も上がっています。
一時は痩せても、反動でリバウンドしてしまったという方も多いようです。
これに対して、もう1つの方法でもある1日1食をりんごに置き換えるパターンでは、お笑い芸人タカアンドトシのタカさんが挑戦したのち、1週間で-4.3kgの減量に成功しています。
口コミを見ても効果を体感した方は多いようで、以下のような意見が見られます。
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りんごを1個、毎朝お湯と一緒に食べました。
2週間で-3kgの減量に成功しました!
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りんごを食べるようになり、間食が減りました。
1ヶ月とちょっとで-3kg!嬉しいです!
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便通が良くなりました。
これからも続けていきたいです。
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比較的早い段階で結果が出ており、お通じの改善につながったという声もあるようです。
フルーツを食べることに抵抗が無い方であれば、一度チャレンシしてみる価値はありそうです。
りんごダイエットのやり方は3日間と置き換えの2種類
りんごダイエットは過去に幾度となく紹介されてきた結果、色々なやり方・パターンが増えてきましたが、今では大筋2種類の方法論に落ち着いていると言えます。
- 3日間りんごだけ食べるダイエット
- 朝食か夕食との置き換えダイエット
大きく分ければ、りんごダイエットはこの2つの方法によって実践されます。
以下に詳細をご紹介していきます。
3日間りんごだけを食べる
りんごダイエットをファスティングの一種としてとらえ、3日間りんごだけを食事として摂取するというダイエット方法になります。
この方法は、水分としても摂取が可能なのは、水またはブラックコーヒーのみという、かなり厳しいルールでのダイエット方法になります。
もともと、ダイエットと言うよりはデトックスに近い方法で、身体の老廃物を排出する効果を期待して行われていました。
この方法はアメリカの有名な霊能者であるエドガー・ケイシー氏によって提唱されたもので、日本国内でテレビ放送されてから、一大ブームを巻き起こしました。
しかし、見ても分かる通り、かなりストイックな方法になるため、実践すれば大きな効果を生みますが、この方法は多くの人が挑戦して挫折しています。
理由としては、食事が全てりんごに置き換わり、飲み物も制限され、ストレスを感じやすいことが挙げられます。
栄養面でも不安があり、りんごに存在している栄養素だけが頼りのため、健康のバランスを崩してしまう人も少なくありませんでした。
3日間我慢できたとしても、結局ダイエットが終わった時点で再び同じ食生活に戻ってしまうため、リバウンドの原因にもなっていたようです。
置き換えダイエット
これに対しもう少しゆるやかな方法として生み出されたのが、りんごを朝食もしくは夕食と置き換えるタイプのダイエット方法になります。
どちらを選んでも良いのですが、朝食と夕食では、望む効果が異なります。
朝食を置き換える場合は内臓の負担を減らしつつ、排泄活動を促進させます。
これに対して夕食をりんごに置き換える場合は、摂取カロリーを抑える意味合いが強いです。
どちらの場合であっても、りんごはそれほど消化に時間がかかる果物ではありません。
消化酵素も含まれており、胃腸の働きを活発にしてくれます。
もし、どうしてもおやつを食べないとストレスが溜まるという方であれば、間食にりんごを食べるという方法もあります。
カロリーの高い食事・おやつとりんごを置き換えることで、摂取カロリーを減らしつつ、身体の働きを活発にしてくれるのです。
りんごに含まれるダイエットに有効な栄養素
りんごに含まれる栄養素の中で、特にダイエットに有効なものはあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介していきます。
プロシアニジン
りんご特有のポリフェノールの1つで、りんごの皮に多く含まれており、強い抗酸化作用があります。
それゆえ、食べる際には皮も一緒に食べると効果的です。
活性酸素を除去して血流を改善したり、身体に脂肪が溜まらないように働きかけてくれます。
身体の中にある細胞には、脂肪も含まれており、活性酸素はこの脂肪を攻撃することがあります。
本来活性酸素は、身体の中に存在する悪い菌などを除去するために働いてくれています。
しかし、体内に含まれる活性酸素の量が過剰になることで、悪い菌だけでなく身体にとって必要な存在に対しても攻撃をかけるようになります。
脂肪が活性酸素によって刺激を受けることで、過酸化脂質という物質になると、その成分は体内に留まりやすくなり、結果的に、脂肪がきちんと燃焼するのを妨げてしまうのです。
このように、ダイエットという観点から見ても、ポリフェノールの抗酸化作用には特筆すべきものがあります。
ちなみに、りんごには赤りんご・青りんごがありますが、どちらにもプロシアニジンは含まれています。
強いて挙げれば青りんごに若干多く含まれているという程度です。
普段食べる品種に飽きても、りんごであればどの種類でも問題無いため、安心して食べ比べることが可能です。
リノール酸とオレイン酸
りんごを少し長く常温で置いておくと、果実の表面がてかって見え、触れると少しぬめるように感じることがあります。
りんごの種類によっては、このような症状が見られることが無い場合もありますが、いずれにせよ食べる際に気にする必要はありません。
なぜなら、この現象の原因となっているのが、リノール酸とオレイン酸だからです。
りんごが自らを守るために内側から染み出させ、水分が蒸発して乾燥するのを防いでいるのです。
どちらも不飽和脂肪酸と呼ばれるもので、身体に多大なメリットをもたらします。
オレイン酸
オレイン酸には、悪玉コレステロールの発生を抑制する効果があり、動脈硬化や心疾患などの症状を改善する効果が期待されています。
ダイエットにおいても、コレステロールが血中から除去されることは大きなメリットです。
運動効果を高めたり、汗をかいた際などに血液がドロドロになり過ぎるのを防いでくれます。
リノール酸
リノール酸は、人体では合成ができない「必須脂肪酸」の一種であり、こちらも血中コレステロールを下げる効果が期待できます。
高血圧の予防にも役立ち、代謝を高める効果にもつながります。
オレイン酸とリノール酸、どちらも身体には有効な栄養素であることに間違いはありませんが、決して食べ過ぎて良いというわけではありません。
あえて大量に意識して食べる必要はありませんから、りんごダイエットで摂取する場合は、決められた量を守るようにしましょう。
酵素
りんごに限らず、果物や野菜に含まれている栄養素の1つで、たんぱく質の一種になります。
摂取することにより、体内で不足している酵素の働きを助けてくれます。
酵素自体は体内でも生成されており、大きく分けて2つの役割を果たします。
食べ物の消化を助けてくれる消化酵素と、身体中に栄養素を届ける代謝酵素で、どちらも身体にとっては必要ですが、ダイエットにおいて重要なものは後者です。
人間の身体に存在する酵素は、一定の割合で消化酵素・代謝酵素としてストックされているわけではありません。
まずは食べたものをきちんと消化することを優先するため、体内の酵素はまず先に消化酵素として用いられます。
その後、消化が完了した段階で、体内に残っている酵素が代謝酵素として働くのです。
人間の身体は、身体で生成できる酵素の数が、年齢を重ねていくうちに減少していく傾向があります。
食べたものを消化するだけで精一杯になり、代謝酵素の働きが落ちていくのです。
その結果、吸収した栄養をきちんと全身に届けることができなくなってしまうため、余った栄養が脂肪となって身体に蓄積される流れができてしまいます。
これを防ぐためには、生野菜や果物を食べることにより、生の酵素を取り入れる必要があります。
食物から摂取できる酵素が、体内で不足している酵素の働きを補ってくれるため、栄養の代謝を助けてくれます。
酵素ダイエット
りんごダイエットの効果や継続して得られるメリット
りんごダイエットを継続すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介していきます。
体質改善
りんごを継続して食べることにより、生活習慣病を予防したり、便秘を改善する効果が期待できます。
これは、りんごに含まれる食物繊維の一種である「リンゴペクチン」の効果によるものです。
ペクチンは水溶性食物繊維で、水に溶けてゼリー状となり、腸内で不要なものを体外へと排出する働きをしてくれます。
体内にとって不要なものの中には、腸内に存在している老廃物や脂肪も含まれており、ペクチンがそれらをからめ取って便と一緒に排出します。
その結果、コレステロール値の改善にも有効に働くのです。
口臭予防
ダイエット中はあまり食事を摂らないため、気が付かないうちに口が渇いて、口臭が気になるという方も少なくありません。
そのような場面に遭遇した際、即効性が高い方法の1つとして、生のりんごを食べる方法があります。
りんごには、口臭を分解してくれる効果があるのですが、りんごにはリンゴ酸が含まれており、疲労回復にも効果がある成分です。
このリンゴ酸が、口臭の原因となる「アリシン」という成分を分解してくれます。
二日酔いの日や、ニンニクなどを食べてしまった場合にも有効です。
ビタミンCの働きを強める
ビタミンCは免疫力を高め、風邪などを予防してくれる効果があります。
りんごにもビタミンCが含まれていますが、100gあたり4mgと、お世辞にも決して多いとは言えません。
しかし、りんごには、体内のビタミンCを増やす効果があります。
これは、ビタミンCを他の食材などから効率良く取り込めるようにしてくれる成分が、りんごに含まれているためと言われています。
体調が優れないと感じている方で、柑橘系の果物などが苦手な方は、りんごを食べるのもビタミンCの摂取には有効です。
より効果を出すりんごダイエットのやり方・食べ方
りんごダイエットによって、より早く結果を出したいと考える方は、食べ方を工夫することで効果を高めることが可能になります。
いくつか、具体的な方法を挙げていきましょう。
すりおろす
りんごを1個まるごとそのまま食べると、大きさもそれなりにありますから、食べるのに時間がかかります。
あごが疲れるため、食べるのがおっくうになるという声も少なくありません。
そのような悩みがある方は、りんごをすりおろして食べるのが効果的です。
皮ごとすりおろすことで食べやすくなり、栄養の吸収率も高くなります。
プレーンヨーグルトにかけて食べることで、乳酸菌の働きを腸に取り込むことも可能になります。
ヨーグルトダイエット
スムージーにする
ミキサーなどがあるご家庭であれば、生野菜・豆乳などと一緒に、スムージーにして摂取するのも1つの手です。
にんじん・セロリなどの野菜と一緒に組み合わせることで、フルーティーな味わいのままビタミンバランスを整えられます。
栄養価を高めつつ、お腹にも溜まりますから、時間の無い日の朝食として習慣化すると効果的です。
焼いて食べる
意外かもしれませんが、りんごは焼くことによって、栄養価が高まります。
りんごの皮には「プロトペクチン」という成分が含まれており、プロトペクチンに熱を加えることで「ペクチン」へと変化する性質があります。
加熱する前と比べて、ペクチンの量はおよそ9倍にまで膨れ上がります。
便秘や老廃物の排出効果を狙いたいのであれば、焼いて食べる方法も一案としてストックしておきましょう。
りんごダイエットのまとめ
りんごダイエットは、今では言わずと知れたダイエット法になります。
主なやり方としては、2種類存在していますが、健康面や継続面、ストレスといった事を考慮すると、実質的におすすめの方法は1つと言えます。
りんごを普段の食事と置き換えることにより、ダイエット効果を狙うダイエット方法で実践するのがおすすめです。
3日間りんごだけを食べるダイエットも存在しますが、身体に負荷のかからない方法としては、置き換えダイエットの方が優秀と言えます。
りんご自体はクセもなく万人に好まれやすい点、スーパーなどでも手に入れやすい食材という事もあり、さらには食べ方も比較的アレンジが効くため、自分の身体に欲しい効能を考えて、楽しく続けていきましょう。
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