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欧米で人気爆発!短期痩せって本当?
マスタークレンズで甘酸っぱくダイエット
あまり聞き慣れない言葉のマスタークレンズですが、実はハリウッドセレブがこぞって取り入れたダイエット方法の1つです。
新しもの好きのダイエッターであれば、レモネードを飲むダイエット方法であることをご存知かもしれません。
しかし、具体的にはどんなダイエット方法なのか、聞いただけでは想像しにくいところがあります。
今回は、そんなレモネードを使った、話題のマスタークレンズダイエットをご紹介していきます。
マスタークレンズダイエットとは
マスタークレンズダイエットとは、1日3食をレモネードに置き換える、ファスティングダイエットの一種です。
準備期間を設けたのち、およそ3日~10日のスパンで取り組むダイエット方法です。
しかしながら、この「レモネード」という飲み物ですが、日本人にはあまり馴染みの無い方も多いと思います。
概要を説明すると、レモン果汁にはちみつ・シロップ・砂糖などで甘みをつけ、冷たい水で割ったものを言います。
日本では、炭酸水で割ったものはレモンスカッシュと呼ばれていてまだこちらの方が知名度があるかもしれません。
一見栄養素が無さそうに見えますが、一口にレモネードと言っても、そこには様々なアレンジが存在しています。。
欧米では自作のレモネードを飲む習慣がそもそも土台としてあり、ハーブなどを材料に加える例もあります。
マスタークレンズダイエットの成功者や実践者
マスタークレンズダイエットを実際に行い、成功した方は海外に多く、ハリウッドスターが取り組んで結果を出したことで有名です。
中でも有名で一種の火付け役とも言えるのがビヨンセさんが、14日続けて-9kgの減量に成功しています。
モデルからの評価も上々で、日本国内にも成功者が存在します。
7日で6.5kg減量した男性、10日で6kg減量した女性がいるとの口コミもあり、短期間でこれだけの結果を出せることに、実践者本人も驚いています。
1日1kg減がスタンダードな減量の目安で、ほとんどの場合は日数×1kgの減量が目立つようです。
しかし、やはり急な食事制限に身体がついていけず、ダイエットを断念したという声も少なくありません。
自分の体調に合わせて行う必要があるのは、他のダイエットと同じです。
マスタークレンズダイエットに必須のレモネードの作り方
マスタークレンズダイエットは、食事制限を伴うダイエット方法のため、実際に始めるにはいくつかの準備が必要になります。
まずは、基本的なレモネードの作り方をご紹介します。
レモネードは市販されているものもありますが、ダイエット目的で飲用するのであれば自作を心がけたいところです。
理由としては、市販されているものはもともとが甘めに作られている商品が多く、減量には向かない場合もあるからです。
幸いなことに、材料さえ揃えば作り方はいたって簡単ですから、ダイエットの成功のためにも自作するようにしましょう。
自作レモネードのための材料と作り方
材料
常温の水 | 300cc(浄水器があれば、浄水が望ましい) |
---|---|
生レモンの搾り汁 | 大さじ2杯 |
メープルシロップ | 大さじ2杯 |
カイエンペッパー | 少々 |
つくりかた
- 上記材料をコップに加えて混ぜる
作り方自体は、材料が揃えば何も難しいことはありません。
ただ、生レモンとメープルシロップは比較的手に入れやすいと思いますが、カイエンペッパーという名前に疑問を抱いた方もいるかもしれません。
実は、カイエンペッパーというのは、チリペッパーの別名です。
スーパーの調味料コーナーを見ると、カイエンペッパーという表記が見られなくても、チリペッパーであれば置いてある店舗も少なくありません。
万一見つからなくても、多くのネットショップで取り扱いがありますから安心です。
マスタークレンズダイエットを続ける効果とメリット
マスタークレンズダイエットを行うことにより、身体にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介します。
胃腸を休められる
マスタークレンズダイエットにおいて一番のメリットは、やはり内臓に休む時間を与えられることでしょう。
胃を休めることは、経済の成長とともに忘れられてきた習慣でもあります。
もともと、食物がそれほど豊富に存在していなかった時代は、世界的に1日1~2食ということは珍しくありませんでした。
日本では、江戸時代から始まった風習とも言われています。
しかし、研究が進むにつれて、実際には空腹がもたらすメリットはそれだけではないことが分かっています。
一説では、空腹時に活発に働く遺伝子の力により、アンチエイジング効果がもたらされるという意見もあります。
胃腸も同様で、普段休まず活動している内臓が休むことにより、かえってお通じがスムーズになります。
これは、消化に時間を取られ、排泄に対する反応がおろそかになってしまうためです。
健全な人であれば、朝にお通じがあると思いますが、便秘の方はそれが無く、身体の不調を感じるはずです。
起き抜けに身体がだるく感じることが多いのは、夕食を食べてそのまま眠ってしまい、内臓が十分に働けないまま目が覚めてしまうためです。
人間の身体は、眠っている間も胃腸が活動していますが、本来であれば休みたいところを働かせているわけです。
そのため、腸の大事な働きの1つである「免疫力の維持」ができなくなってしまいます。
すると、その結果として、便秘という症状に現れてしまいます。
胃腸を休めることは、思いのほか人間にとって大切な習慣なのです。
休められるのは胃腸だけじゃない
先程、マスタークレンズダイエットによって胃腸が休まるとお伝えしました。
しかし、休められる内臓は、もちろん胃腸だけではありません。
脂肪が身体に溜まる原因の1つに、肝臓の機能が低下することが挙げられます。
肝臓の働きの1つに、脂肪を分解する働きがありますが、この機能が低下していくと脂肪肝などの症状を招きます。
マスタークレンズダイエットでは、こうした主要な消化器官以外の休養も可能です。
血管や神経といった、普段ならまず意識しないパーツも休めることができます。
ホルモンの分泌も抑えられ、脳や身体をリラックスさせるのにつながります。
身体がリラックスすることにより、デトックス効果も期待できます。
余分な物質や老廃物を身体の外に出そうとする働きが強くなり、排出後は身体中の血液が次第にサラサラになります。
血行が促進することにより、身体の冷えや脂肪燃焼効果の改善が見込めます。
全身をくまなく休められるのが、マスタークレンズダイエットの特徴です。
レモネード自体に含まれている栄養素にも着目
そもそも、マスタークレンズダイエットにおいて、レモネードを飲むのは栄養補給のためです。
中身を分解してみると、意外とダイエットに効果がありそうな栄養素が多いことに驚きます。
まずはレモン汁ですが、こちらには柑橘系の酸味を代表するクエン酸が含まれています。
クエン酸の効果をご存知の方は多いと思いますが、主に知られているのは疲労回復効果でしょう。
炭水化物・たんぱく質・脂質をきちんと代謝するために必要な、体内の【クエン酸回路】というメカニズムを働かせるために必要な物質です。
クエン酸には、尿をアルカリ性にする性質があり、尿酸を尿の中に溶かして排出させやすくする効果が期待できます。
そのため、痛風予防にも効果が期待できます。
ミネラルの吸収もサポートしてくれますから、水の中に含まれている有効成分をしっかりと吸収できます。
メープルシロップには、はちみつや砂糖に比べてミネラルが比較的多いという特徴がありますから、クエン酸との相乗効果は大きいと言えます。
最後にカイエンペッパーですが、唐辛子が原材料ということもあり、カプサイシンを摂取できます。
発汗作用があり、代謝向上にも大いに役立ってくれます。
マスタークレンズダイエットの具体的なやり方
マスタークレンズダイエットを実際に進めていくには、どのような手順で進めるべきなのでしょうか。
以下に、実践期間を3日とした際の、詳細をご紹介します。
準備期間は1週間必要
食事の量を一時的とはいえ減らすわけですから、事前に身体を慣らしておく必要があります。
特に、始める前に食生活が乱れている人は要注意です。
コンビニのお弁当や出前、宅配ピザなどの誘惑に毎日負けている人は、せめてこの準備期間だけでも良質の食事を心がけましょう。
徐々に食事を減らしつつ、消化の良いものを食べるようにしてください。
どちらかというと、肉・魚よりも、野菜・果物を多く摂取するようにしましょう。
これは、胃腸への負担を極力減らすことが目的です。
身体の新陳代謝にはたんぱく質が必要不可欠ではありますが、連日の摂取はやはり内臓に負担をかけます。
実際にダイエットを始める前日の食事にも気を配りましょう。
夜18時~20時の間に食べることによって、次の日に胃腸を活発に動かすことができるようになります。
もし余裕があれば、お好みのハーブティーを飲んで、心を安らげるのもオススメです。
1日目
朝起きたらまず最初に行うことは「ソルト・ウォーター・バッシング」です。
日本語に訳すと「塩水洗浄」となり、塩水を飲むことで、腸の中を洗浄します。
人肌くらいの温度にした水(できれば浄水)1リットルに、天然の塩を小さじ2ほど溶かします。
そして、メイプルシロップとカイエンペッパーをよく混ぜ、20分以内に飲み干します。
一見むくみが気になりそうなメニューですが、心配することはありません。
塩水の塩分濃度というのは、比較的血液に近い濃度であるため、腎臓では水分・塩分ともに身体には吸収されず、腸まで行き届きます。
そして、大腸内の便とともに排出されていきます。
病院では、浣腸や腸洗浄などといった荒療治もありますが、これはそれに比べるとソフトなデトックスと言えるでしょう。
マスタークレンズダイエットで口にできるのは「レモネード」のみなので、冒頭でご紹介した作り方に従って、レモネードを作りましょう。
2時間に1杯のペースで飲みます。
空腹を感じたら飲んで構いませんが、1回の量は300ccというのを守りましょう。
2日目
初日は辛かった空腹も、いくぶんか和らいでいるはずです。
もし、空腹が快適に感じられるようになったら、身体が慣れている証拠です。
1日目と同様のペースで、レモネードを飲みましょう。
もしどうしても空腹が辛いと感じる方は、意識して空腹から注意をそらすのも効果的です。
お腹がちょっと空いた段階で、身体を軽くストレッチするなど、食事とは直接関係ない行動を取ることで、空腹を一時的に紛らわすことができます。
とはいえ、めまいなどの体調不良を感じるようであれば、いったん切り上げる勇気も必要です。
無理やり続けるのだけは絶対に避けましょう。
最終日(3日目)
身体が慣れてくると、これからもずっとこの生活を続けられるのではないかと勘違いしてしまうぐらい調子が良くなります。
しかし、栄養面では偏っているのは間違いありませんから、この日から普段の食事に戻していかなければなりません。
3日目は、日中はいつも通りレモネードを飲んで差し支えありません。
しかし、夜からは少しずつ食事の内容を通常のものに戻していく必要があります。
これを「復食」と言います。
詳細は後述しますが、手始めに野菜スープなどの温かい野菜を摂取することから始めましょう。
まずは、固形物を取らずにスープから始めるのが賢明です。
そこから、同じく3日かけて、固形物を食べる量を徐々に増やしていきます。
復食の手順について
復食を行う際は、マスタークレンズダイエットを始めた期間同様、3日かけて身体を元の状態に戻していきます。
まず、復食の1日目はスープだけを食べるようにします。
米粒を食べるだけでも消化に時間がかかるうえ、栄養分を少しでも多く吸収しようと身体が働き、リバウンドの一因になります。
昼・夕も同様に液体を摂取しましょう。
2日目からは、ようやく具の入ったスープやおかゆが食べられます。
とはいえ、できる限り消化の良い野菜を選びましょう。
可能であれば、加熱して原型をほぼ留めていない状態まで煮込んでください。
昼はおかずを増やし、夜からはようやくご飯が食べられます。
3日目の朝から一応は通常食に戻れますが、味は薄めに留め、量や質も考えて選びましょう。
一汁一菜から様子を見て、問題ないようであれば徐々に量を増やしていきます。
決して無理をせず、調子がおかしいと思ったら2日目のカリキュラムに戻ってください。
マスタークレンズダイエットの注意点
マスタークレンズダイエット中は、激しい運動をしないようにしてください。
身体を構成する栄養素をほとんど摂取していない状態で運動すると、本来の目的である新陳代謝の向上やデトックスに、身体が力を使えません。
もし、どうしても身体を動かしたい場合は、ストレッチなどを軽く行う程度にしましょう。
また、やり方を見てもわかるように、いわゆる断食ダイエットの一種になります。
一歩間違えると危険も伴いますから、自分の体調や気分などはくれぐれも随時確認しておくようにしましょう。
また、慣れたり体調も大丈夫だからといって、ルールからはみでたやり方を実践するなどは辞めましょう。
しっかりと正しい方法を守って行うように心がけてください。
マスタークレンズダイエットのまとめ
マスタークレンズダイエットは、海外でも成功例のあるダイエット方法です。
1日につき1kg減量できる可能性を秘めており、短期間でダイエットに成功したい方にはオススメの方法です。
あまり日本には馴染みがないかもしれませんが、レモネード自体の栄養素も決して無視できず、思いのほか取り組みやすい方法と言えます。
自分の体調と相談しながら、デトックスに取り組んでみましょう。
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